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スレの一番根っこの投稿で書いたように、燃料問題が解決するとは全く考えておりません。別に私がタイムマシンを使って戦前の日本にディーゼルエンジンを供給して戦争の推移を史実よりマシなものにしようと考えてこのスレを立てているわけではないのです。
ガソリンは石油精製の際にどうしても出てくる廃棄物を燃料として有効利用しているものと言えます。
石油を精製すればガソリンは必ず出来てしまい、それを使わずに軽油・灯油・重油を使えば、ほかに軽油・灯油・重油を使っていた船舶等の割り当て分が航空機や車両に食われてしまうので、史実よりも国全体としての燃料事情は悪化してしまう可能性があると思っています。
歴史の推移は大きく変わることはなく、枢軸国はほとんど史実と同じように資源不足に悩んで苦しんで勝敗が決するでしょう。
ただ、多少史実と異なる現象が起きるとは思っています。
たとえば、もしガソリンがディーゼルに置き換わった平衡世界があったなら・・・しかもそこでガソリンエンジンが軍用として使われなかったなら、その世界における現代の私は「もしもガソリンエンジンを大々的に採用していたら」というスレッドをここに立てていたと思います。
連合国がディーゼルしか使っていないのに、日本軍がガソリンエンジンを全面的ではないにしても使っていたら・・・戦後の評論家たちに「連合軍は安全なディーゼルエンジンを使っていたのに、日本軍は危険なガソリンエンジンを使っていた。兵の人命を軽視した日本軍の特徴が・・・」と非難されていたかもしれません。でもって戦鳥では「当時の日本の燃料事情を考えると・・・」と誰かが擁護していたかもしれません。
ガソリンが大々的に民需に供給されていたら、木炭自動車は作られなかったかもしれません。
戦争末期には空襲被害軽減のために民間への供給が止められたかもしれません。
そういう「たとえば、こんなことがあったかもしれない」を挙げてもらえたらな・・・と期待してスレッドを立てた次第です。
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