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> しかし、航空機では粘性力の絶対値が問題になっているのですから、
なっていません。私は一応航空宇宙関係の研究員をやっていますが、論文でも学会でも研究者間の会話でも、「航空機では粘性力の絶対値が問題」などという話題がでたことはありません。
じゃまさんがおっしゃられる、「航空機は速度が大きいから粘性の影響が大きい」というのはじゃまさんの間違った流体力学の知識に基づく妄想でしかありません。
そういえば、以前に書いていた「翼端渦は粘性によって急激に減衰するはずです」という発言の根拠も示されていませんね。
おそらく、管内流れなどの内部流しかご存じないのでしょう。流体力学について十分な理解をしないまま内部流の乱流に関する法則を航空機の外部流などにまで適用するから頓珍漢な話になる。
やはり、流体力学を全く分かっていないとしか言いようがないですね。
> 「粘性摩擦応力」と書けばよかったですね。
> 速度が大きければ、粘性力は大きくなりますよ。
> >
粘性力か粘性摩擦応力かが問題なのではありません。どちらも速度の空間微分であり、速度以外にスケールが因子として関わるので、「速度が速いから粘性応力が大きい」といえるような問題ではありません。
やっぱり、流体力学をまるでわかっていない。
> いや、そうではない。
> 粘性応力が因子となって流れ場が決定されるのだから。
>
粘性応力と慣性応力が因子となるから、両者の比であるレイノルズ数が重要になるんです。
> だから、「現代の(っていつごろか、決めませんか?)航空機」と書いているんですが。
>
まずじゃまさんが流体力学を勉強し直さないかぎりいつの時代の航空機を論じてもまともな議論にはなりませんね。
> 「粘性の影響があるから、翼の誘導抵抗が生じて問題になる」と書いているんですけど。
> 粘性で渦ができるのは、零戦勉強中さんも賛成していたとでしょう
>
じゃまさんは最初、そうは言っていませんね。
> 飛行機に作用する粘性力の影響は極めて大きい。
> 飛行機の全抗力に対する粘性摩擦力の割合は60%内外ですよ。
> 粘性の影響があるから、翼の誘導抵抗が生じて問題になる。
と言っています。この誤りを指摘されてから、「粘性で渦が発生するから誘導抗力が問題になる」と言われても、あわてて間違いを取り繕っているようにしか見えないのですが。
> いや、勘違いではないですよ。粘性を考えないのは仮定です。
じゃまさんは、「ヘルムホルツは渦の不消不滅という仮定を置いている」といってますね。ですから、ヘルムホルツの定理とは、
「非粘性流体という仮定の下では、渦は不消不滅である」
というのが正しい内容だと申し上げているんです。また、慌てて取り繕っていませんか。
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