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アメリカはコロラド級に13.5インチの舷側装甲を与えています。砲塔前盾は18インチですよね
また空母に改装された後のレキシントン級を見るに、巡戦としてのレキシントン級の機関、船体もアメリカの要求に応えるものであったと思います。つまり
船体266m×33m以下
機関出力18万馬力以下
舷側装甲13.5インチ以下
砲塔前盾18インチ以下
主砲塔4基以下
の戦艦なら、建造は技術的には可能だったと考えます
史実のレキシントン級と比べると、装甲の重量を捻出するために機関出力で妥協するので速力は劣ると思いますが、28〜29knは出るんじゃないかなと思います
しかし史実のレキシントン級はこういった艦になっていませんよね。おうる様がご指摘された通り、アメリカにとってレキシントン級は巡洋艦だったのでしょう
古鷹型やホーキンス級を薙ぎ払い、敵水雷戦隊の活動を阻止することで、戦艦同士の殴り合いを相手に強要する。極端な言い方をしてしまえば、超高級仕様のオハマ級なんです
巡洋艦なら、高級品の分厚い装甲はいらないですし、その重量を居住性や速力、航続力に振るべきです。そして保有を制限されてしまったなら廃艦にしてしまえばいいのです
レキシントン級が保有されるならば、それはアメリカが彼女達を戦艦として認めた時であり、つまり高速戦艦として計画された時ではないでしょうか
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