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> おうるさん、いろいろご教示いただきありがとうございます。
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> > 70kmも離れていれば有視界外と思われるかもしれませんが、高度と気象条件によっては視認できる可能性もあります。ましてやミサイルぶっ放してるんですから、燃焼ガスの尾をたどればおおよその発射位置はわかります。
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> 70kmではちょっと視認はむずかしいのではないでしょうか。
> 燃焼ガスだって70kmの間には風で流されたり、尾をたどるのはたいへんかと思います。
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戦闘機のレーダーの多くは、機種方向しか索敵できないのですが、飛んできた方向を中心に索敵すれば、70km先の敵早期警戒機を発見する可能性はあります。
> うん、そうですね。
> だから、ニムロッドにサイドワインダーを積載するなんていかほどの意味があるのかと。
・WWIIでは、敵の哨戒機を狩るために哨戒機や中・大型爆撃機を繰り出した例は、 太平洋などで見受けられます。
敵味方の戦闘機の航続距離圏内ではないが、双方の大型機の航続距離圏内で作戦するのであれば、敵の大型機による哨戒機狩りも想定されます。
また、味方戦闘機の航続距離圏内で行動するにしても、哨戒機の遅い巡航速度と長い航続距離に併せて戦闘機が護衛にあたることは難しく、しかも、味方の戦闘機基地が作戦空域から遠い場合、敵発見から救援を要請しても間に合わない場合があります。
この様に条件によっては、自衛用武装を装備する意味はあったのです。
> 話が飛びますが、WW2でも攻撃機や雷撃機や偵察機が後方に7.7mm機銃を装備していましたけれど、まず無意味じゃないかと思います。
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戦闘機側にとって、後方からの襲撃の方が、相手機との相対速度が小さく、また、射撃機会も多くなるため、機銃弾を当てやすいです。もし、戦闘機の襲撃を受ける攻撃機側に後方機銃がなければ、一方的に攻撃を受けることになります。
また、攻撃機側に後方機銃がある場合、敵戦闘機を撃退できるチャンスがあります(7.7mm機銃ではないが、米海軍の攻撃機もしくは爆撃機による12.7mm後方機銃による反撃で重傷を負ったゼロ戦パイロット坂井三郎氏のエピソードは有名)。
7.7mm後方機銃は、弾道性の良い12.7mm機銃を装備し強力な防弾構造をしている米軍戦闘機を相手にするには分が悪いものの、防弾装備が脆弱な機体であれば7.7mm後方機銃でも反撃できる可能性はあった装備なのです。
なお、戦後は、航空機の高速化により、旋廻機銃で敵戦闘機を攻撃するのが困難になったこと、対空ミサイルの発達により機銃の射程圏外から攻撃を受ける可能性が高くなったことから、爆撃機などの機体において旋廻機銃が廃れていきました。
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