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戦闘機の適切な数についてはわかりかねますが。
AAMの射程について、自軍と相手とは同程度の性能を持っていると考えたら、
時速1000kmで飛ぶ早期警戒機と時速2000kmで飛べる相手の戦闘機では、仮にAAMを相互に発射するにしても、速く飛べる戦闘機の方がAAMとのスピード差が少ないし、急激な機動ですたこらと逃げる体制になれるため、より近くでもAAMから回避できることになります。さらに、早期警戒機は急激な機動が難しいことからAAMの燃焼終了後の慣性飛行状態、すなわち射程の目一杯に近い状態でも当たりやすいでしょう(戦闘機に比べて)。
なので、戦闘機vs早期警戒機+AAMは勝負するまでもなく戦闘機の一方的な勝ちになるでしょう。そうならないように、早期警戒機の直衛戦闘機をそばに飛ばしても早期警戒機に近寄ってくる相手を攻撃するだけになるので、それならば、後方に早期警戒機を飛ばしておき、前線では戦闘機を使う方がよっぽど効果的と思われますが。
なお、F-14+フェニックスの組み合わせは、核ミサイルによる飽和攻撃をしかける敵をなるべく遠方で撃ち落とすために開発されましたが、イージス艦により空母を一定のエリアで守れるメドができたことからF-14の重要性が下がってきたことが大きいのではないでしょうか。なんせ高価な空母が撃沈されたら世論のインパクトも大きいため、少々金がかかっても守るものは守ると思いますよ。
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