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もしも大戦間にディーゼルエンジンの技術が史実よりも発達し、史実のガソリンエンジンをディーゼルに置き換えることが可能だったら?というのがお題です。
1.ほぼ同出力のガソリンエンジンより3〜6%大きく、10〜20%重くなる
2.燃費がいいので、航空機用ディーゼルエンジンでは飛行時間2〜2.5時間を超える場合、搭載燃料の少なさでガソリンエンジン機よりも重量が軽くなる
3.基本構造物は頑丈だが、燃料系の精密部品がデリケートなので相対的な信頼性(故障の頻度等)や寿命はガソリンエンジンと同等
当時の技術的課題等について不明な点も多いので、以上の条件を満たすディーゼルエンジンが供給可能で、その他の問題は史実のガソリンエンジンとほぼ同じと仮定します。
こうしたディーゼルエンジンが実現できていた場合、どのような事が発生するか?を考えていただきたいと思います。
歴史がどう変わるか?は、正直言って自分でも大した影響はないと考えています。
ガソリンエンジンをディーゼルエンジンに置き換えることで稼げる燃料消費の減少分は、全体の石油消費からすれば微々たるものであり、むしろガソリンという精油過程で生じる廃棄物の有効利用の手段が減少すれば、却って石油不足が史実よりも加速してしまう可能性もありうると考えられるからです。
しかし、史実と全く同じということもないでしょう。その微々たる差、ディーゼルエンジンが普及した世界だからこそ生じるであろうエピソード等について妄想したいと思います。
お題は歴史Ifものですが、気楽にお付き合いいただければと思います。
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