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29 日本の戦闘機や爆撃機には格闘戦における大迎角時の不意自転対策として捻り下げや垂直安定板の拡大,背ヒレの装備などをおこなっています。諸外国では同様の対策が行われていたのでしょうか?

  1. 捻り下げは日本のオリジナルだと思いますが、垂直尾翼を高くする等は一般的な手法だと思います。


  2. 捻り下げと垂直安定板の増積とは別の目的じゃなかったでしたっけ?


  3. 不意自転は翼端失速による気流剥離とプロペラトルクによって発生します。零戦は捩じり下げ、隼は主翼形状(前進テーパー翼)で翼端失速を防止すると同時に垂直安定板形状によって操縦性を確保、アメリカではF4Uが片翼だけにスリットをつけ、P38は左右エンジンを逆回転にしてトルク打ち消しを図っています。ドイツでは終戦間際Bf109(K?)の主翼に剥離防止の境界層フェンスが設けられたとか?(ささき)


  4. (↑二つ下)捩じり下げは単に横転防止のみならず、剥離を直前まで防ぎ高迎角時にもエルロンの効きを確保することに意義があったと思います。(ささき)



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