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300 新型観測ヘリOH-1の評判がそれほどかんばしくないようですが、任務のわりには値が張ってしかも攻撃ヘリというには中途半端だからでしょうか?20mmターレットを主脚の間に置けばいいようなきがしますが、、

  1. まず今の自衛隊に偵察専用の単能ヘリがいるのか?って事です。現有のOH−6小型観測ヘリは多少の人員輸送能力とキャビンへのペイロードがあって、偵察以外の連絡や雑用任務等に最小限の汎用性をもっていました。それをこの機体では純然たる偵察任務のみに特化してしまったのですが、今の日本にそんな機体がいるのか?って事がまず疑問です。


  2. それから「偵察ヘリ」として武装を自衛用の軽SAMと小口径GUNポットのみに限定してしまっていますが、能力や形態的にはATMを積んで対戦車能力も十分に持たせられる機体なのですが、そうするとAH-1の後継機問題に影響してしまうので(むろんコストアップの問題もありますが)、能力的に出来るにも関わらずAH-X時の折衝の為に、わざわざ能力のある新型機をコストパフォーマンスの悪い単能機にしてしまったおバカな計画です。


  3. 観測ヘリと攻撃ヘリの後継機を同型機でまとめると、アメリカにコマンチを売りつけられる可能性が高いので、単能機にしてしまったらしいですね。むしろコマンチを買った方が良かったのかも・・・


  4. 個人的にはノーターシステムを採用したMDシリーズの軍用型がいいのだけど・・・軽観測ヘリは多少は人が載せられてペイロードがある機体の方が扱いやすいと思うんだけどなあ。


  5. ところで・・・聞くの怖いんですけど・・・OH−1ってひょっとしてAH−1より値段高いんじゃありません?(推測)、お幾らなんでしょう?


  6. ↑書込んだ直後に読んでた航空ファンに載ってました^^;・・OH-1観測ヘリ:約8.6億円、UH-1J:約2.6億円、AH-1S:約18.7億円、UH-60JA:約5.2億円、CH-47JA:約53.3億円・・でした。さて安いのかな?(対潜用電子機材満載のSH-60Jが約4.2億円)


  7. ↑その数字、だいぶ間違えて書き写してませんか?平成11年度予算ではOH―1:約22億円、UH―60JA:約35億円、UH―1J:約17億円、SH―60J:約49億円ですけど。ちなみにAH―1は平成9年度は約39億円、10年度が最後の調達で約49億円と、両年とも1機だけの調達だったせいかだいぶ高め。(昔の、生産数が多かった頃は25億円前後だったと思う)(N)


  8. 間違えた、元々契約単価で書いてあるのを契約機数で割ってしまいました^^ゞ(訂正します)、航空ファン7月号のニュース記事で金額は98年度で日本航空新聞社調べとなってます。「OH-1観測ヘリ(2機)=17億3,691万、UH-1J多用途ヘリ(4機)=10億3,792万、AH-1S対戦車ヘリ(1機)=18億7,238万8000円、UH-60JA他多途ヘリ(5機)=26億1,807万、CH-47JA輸送ヘリ(5機)=53億3,757万円、SH-60J哨戒へり(7機)=29億6,352万」です。(でも、これでも数字合いませんね^^;)


  9. (↑また間違い)「CH-47JA輸送ヘリ(5機)->(1機)」です。ちなみに防衛庁のサイトを見た方が確かですね、下の航空ファン(日本航空新聞社調べ)のデータと防衛庁のサイトで公開している「防衛予算関連文書」での調達価格ではだいぶ違います。


  10. (↑追記)防衛庁が掲示している金額と合わないのは、防衛庁サイトの掲示金額が「総額」で、下は「単価」だからみたいです。


  11. ↑それも違うような…(N)


  12. ↑AH−1の値段なんかは大きく合わないのですが、防衛庁サイトの公表金額は予備部品込みの調達価格か?と思ってました。


  13. 航空機の場合、実際の契約は「機体(エンジン、電子装備の取り付けを含む主契約)」「エンジン」「その他の電子装備など」で、それぞれの会社と契約されるのだけど、それでもちょっと金額が合わないような…(防衛庁の予算はこれら全部を合わせたものですけどね)(N)


  14. ま、まさか・・・水増し!


  15. そんなに防衛産業って儲かってませんって。世の中そうそう甘い汁は吸えません。さるメーカ−のボーナスなんて惨憺たる有様ですよ。


  16. ↑自衛隊装備に投じられる一見不可解なほど高額な予算は、流しソウメンのごとく天下りのセンセイのポケットに消えゆき、末端には届かないのかもしれません…(ささき)


  17. 防衛関連が儲からないのは当然です。もともとコスト意識が低くてムダが多いし、「何でもかんでも国産」主義の性で経済的に割が合わなくとも国産化されますから。飛行機関係だと、今時世界一流の性能の機体を1国で開発できるのはアメリカとロシアぐらいで、ヨーロッパでも共同開発あるいは合併するしかないのに、そんな事お構いなく国産を叫ぶ連中がいる。「国産」なら時代遅れだろうが欠陥品だろうが値段がバカ高かろうが許されると思っているらしい。



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