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406 マツダのロータリーのような航空機用ロータリーエンジン(ピストンが回転する空冷ロータリーエンジンではない)が、今日まで研究開発されたことは無いのでしょうか。長所はクランクロッドが不要で振動が少ないことか?ただ、自動車でもあまり普及してないし問題点が多いのだろうけど。
アリエフ

  1. ロータリーエンジンをまともに量産できたのはマツダだけです。市販されたもの
    では他にはオランダのハーキューリーズというオートバイに搭載された例しかない
    はずです。
    しかし、マツダの13Bエンジン、今や1308tで280馬力、ほとんどメンテ
    ナンスフリーのエンジンであることを考えるとリッター200馬力を越えている
    というのは驚異的です!
    ま、ということでマツダがやってなければ航空機に搭載されてないですね。燃費を
    除けば軽量・小型で航空機用エンジンとしてはおあつらえ向きなんですが・・・
    (胃袋3分の1)
    胃袋3分の1

  2. エキセントリックシャフトの回転が
    妙な振動を起こすので飛行機には向いてないと聞いたことがあります

    SUDO

  3. ロシアでVAZ-430というヘリ用のヴァンケル・エンジン(私は回転式空冷エンジンとの区別上、こう呼ぶことにしてます)が試作されたことがあります(1992)。ターボシャフトよりも燃費が良く、そこそこ軽いので期待されたのですが、結局、資金不足と市場性の問題(例のないものは売れにくい)で没になったとさ。ちなみにVAZ-430は227馬力。これを2基使ってMi-34(MD-500のパチモン)の試作機を飛ばしてました。
    Schump

  4. 「航空ピストンエンジン」(ビル・ガンストン著)には驚くほどたくさん航空用ロータリーエンジンメーカーが出ています(現在どうなったのかは分かりませんが)。列挙すると,米エアロテック,米アルターダイン,米ダンカン,独フィヒテル・ウント・ザックス,独グリューニッヒ,米ヤングブラッド,日マツダ,英ミッド・ウエスト,米モラー,英ノートン,米ロス,米テレダイン・コンチネンタル,米テキストロン・ライカミング,露VAZ。ほとんどは数十〜200馬力くらいで,RX-7ベースのものもかなりあるようです。ターボプロップでは困難な小型エンジン市場を狙っていたようです。機構的にもタービンとレシプロの中間的なものですから。
    変わったところでは,1968年にルイジ・コラーニがデザインしたプロペラ速度記録機C-309暴風号(飛行機という既成概念とはかけ離れた形)にマツダの320馬力ロータリーエンジンを載せる予定だったそうです(飛んでないはず)。

    isi

  5. ↑ところで、ヴァンケルエンジンで速度記録を達成しても、FAIは「レシプロエンジン機の記録」として公認してくれるんでしょうか。現在のF1(クルマね。)がピストンエンジンしか認めていないので、ちょっと心配・・・
    Schump

  6. 「航空ピストンエンジン」確認いたしました。マツダのものを流用した以外のもの
    で少なくとも一つは生産(量産といえるかはわかりませんが)されているようです
    ね。失礼しました。
    ところで、これらのロータリーエンジンはすべて、マツダと同じヴァンケル型のよ
    うですね。他の形式(何があるか知らないが(笑))は難しいのかなぁ〜・・・
    なお、レシプロエンジンとはピストンの上下動で出力を発生する内燃機関のことで
    すから、ロータリーエンジンは当然ながらレシプロ記録には登録されませんね。
    胃袋3分の1

  7. 知ったかぶりの御隠居 olduck- と申します。以下の URL のエンジンが、無人の UAV ならびに計画中の SkyCar で使用される様です。Applications からたどれます。

    http://www.freedom-motors.com/
    olduck-


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