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439 ほんとーーにどうでもいい事ですが、水メタノール噴射でNOx窒素酸化物の発生を抑制できますか?(地球に優しい戦闘機、(爆))
KAY

  1. 「ブースト圧一定のまま」水メタ噴射すれば燃焼温度は下がってNOxは減ると思います。しかし温度低下により熱効率低下→二酸化炭素排出量増加になると思います。また通常は水メタ噴射時はその分ブーストを上げるので燃焼温度も上昇し,NOx排出は大差ないと思います。

    またガソリン−エタノール混合燃料(ガソホール)がアメリカで,100%エタノールがブラジルで販売されており排気清浄化の効果があるはずです。メタノールも使用可能ですが,排気中にホルムアルデヒド発生の問題があると思いました。

    個人的には軍事部門でもそろそろ環境対策に取り組むべきだと思います(生物の参考書には「戦争こそ最大の環境破壊」と書いてあった)。軍事分野で可能な環境対策は非常にたくさんあるはずで,新産業の創出になるかも知れません。
    isi

  2. ブラジルのアルコール車の排気ガスは胸がむかつく匂いがしますがアセトアルデヒドが含まれているのでしょうか?昔ホウ素(ボロン)系化合物を燃料とするジェット機という計画があったけれどいくらなんでも排気が有毒ということで取りやめということがあったようななかったような。
    SHI

  3. ↑それは確かXB-70。空力加熱が燃料タンクに伝播して、ケロシンだとベーパーロックや破裂の危険がある、ということで検討されたようです。
    Schump

  4. →2.エタノールが酸化されるとアセトアルデヒドが出来るのです。(人間の体内でも、そう言う反応が起きています。)
    (N)

  5. 二日酔いの原因物質で私にはなじみのアセトアルデヒド。ただエンジンの場合、ホルムアルデヒドと違って、非常に引火性の高いアセトアルデヒドがそのまま排出されるかなという疑問もあるのですが。
    SHI

  6. ↑引火性が高い(と思う)ガソリンでも未燃で排出されます。有害排気の3大成分はNOx(窒素酸化物),CO(一酸化炭素),HC(炭化水素)ですが,HCは要するに未燃の燃料です。燃焼室の内部でも,シリンダー壁面近くでは温度が低いため燃焼が十分行われず,この部分の混合気の未燃焼によりHCが,不完全燃焼によりCOが発生します。
    isi


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