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454 B36は推進式プロペラで、飛行艇にはプロペラ後流で揚力を得るのが有るんですが、推進式プロペラで抵抗をなくすのと牽引式プロペラで揚力を得るのはどちらが経済的にいいんですか。(過去の質問のレスに少しだけありましたが。)

  1. 抵抗軽減と揚力増加とはあまり関連性がないように思えますが。
    抵抗軽減はあくまで飛行中の問題であり、揚力増加はほとんど離発着時にのみ問題となるものだからです。
    経済的という観点にもいろいろありますが。
    運行そのものに対する経済性、燃費は推進式でしょう。機体そのものに対しては、牽引式のほうが設計しやすく、構造上も有利な点が多いので、特に単発機では機体単価は安くつくと思います。

    まなかじ

  2. 飛鳥は翼上面に4基のジェットファンを装備して偉大なCLと低速離着陸性能を実現しました。
    でも飛鳥のコアンダ効果は巡航時にえらい抵抗になるのでぜんぜんお話しにならない位,経済性が悪いです。
    Navy

  3. この場合の経済性とは
    機体単価や燃費以外に、飛行場整備や周辺住民への補償金とか
    色んな次元を含めて考えるべきかも

    単純に考えて、STOLな飛行機は
    飛行場とその周囲へは「やさしい」ので、以外とコストは安くなるかも
    飛行場使用料金を離着陸性能で区分けするとか「指導」すれば
    飛鳥も生き残れたかもね(笑)

    SUDO

  4. なるほど、主翼プロペラは推進式が燃料が少なくて済むんですね。参考になりました。


  5. 牽引式はプロペラ後流に主翼やエンジンが当たりますから、どうしても効率が悪くなります。しかしレシプロエンジンの場合、常に高速の気流がエンジン(またはラジエター)に注がれるので冷却を気遣う必要がありません。対して推進式は強制空冷メカニズムをきちんと考えておかないと、地上運転やタキシング・低速巡航でエンジンが過熱して泣きを見ます。
    ささき


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