QQCCMMVVGGTT
495 富嶽の写真は、ありますか。
ひとし

  1. 完成してない(モックアップすらできてない)モノの写真を取るとすれば、念写するくらいしか方法はありますまい。
    まなかじ

  2. 当時の日本の工業力、資源事情等から試作機すら作られずに計画は中止されました。したがって写真はありません。
    ひーろー

  3. 富嶽は中島飛行機の社長、中島知久平氏の妄想とも言える構想を基に開発されましたが、
    戦局が逼迫し実機が完成しなかった為、写真は1枚も存在しません。富嶽の資料は殆ど
    無く、図面等が僅かに残されたで全貌は未だ謎が残っています。富嶽に関する書籍なら
    今の所、講談社で刊行された単行本が一番まとまっています。

    ●参考資料● 
    【タイトル】富嶽
    【サ  ブ】米本土を爆撃せよ
    【著  者】前田孝則
    【発  行】講談社
    【発行年月】1991年
    【ページ数】593頁
    【版  型】ハードカバー単行本サイズ
    【定  価】\2,000
    【ISBN】4-06-205543-0
    【種  別】航空機メーカー社史 
    【分  野】旧日本軍用機
    【コメント】
     本書のタイトルは富嶽となっていますが、実際には中島飛行機の社史と言った方が
    良いです。富嶽の開発にも触れられていますが、図版は簡単な図面と内部の概略図が
    載っているだけです。余り役に立てず申し訳有りません。
    赤とんぼワークス

  4. いや、絵はあるんだ。絵は。それこそ楕円翼のやつとか、近頃の小説の挿し絵にある妙に近代的なのまで色々と、富嶽三十六景ってやつですな。中でも神奈川沖の逆巻く波間から見た富嶽が良くて・・・やめとこ。
    BUN

  5. 真面目な話、中島知久平氏の提唱した「Z飛行機」と富嶽とは随分と違う機体になっています。最終段階の富嶽の諸元はB36をおとなしくした位の日本でなければ実用化も可能だったかな、といった程度の機体に後退しているので、妄想に満ちた架空戦記に出てくるような機体では始めからありませんよね。
    BUN

  6. →2. 「富嶽」の著者は「前間孝則」氏ですね。
    (N)

  7. ものの本で、当時の開発関係者の回想が載っていて、
    「内部は人が立って歩けるほどの余裕があった。」
    ということで、モツクアップは存在したということですが。
    本の詳細は不明。何年前だったか・・・。

    三番爆弾

  8. 開発中に作った(らしい)ミニチュアの写真は見た覚えがあるような気がします。

    FIX

  9. 「富嶽」の姿ですが1/20スケールの復元模型であれば富士重工の群馬製作所
    西本館で見る事が出来ます。
    この模型は旧中島飛行機社長であった故中島知久平氏と親交のあった自動車
    部品製造会社の社長が密かに保管していた富嶽の設計図を昨年の11月に
    公開にふみきり、これを元に同社長の息子とその仕事仲間達によって作成さ
    れたものと、この復元模型の取材をしたコンバットコミック(1999冬号)誌
    ではその模型写真と共に解説してあります。
    外見的には機首の形状が円形では無く側面が平面形な縦長な機首で全体的に
    従来流布されてきた予想イラストとはだいぶ印象が異なります。
    (なんか深海魚見たいな顔面をしてます)

    佐藤利行

  10. 「内部は人が立って歩ける・・・」とは?
    一式陸攻だって航法は立って作業するんですけれど。モックアップがフルスケールじゃないのかな?
    BUN

  11. まさか主翼内を歩けるんじゃ?


  12. B36ですらまさか立てないとは思うけど。


  13. 拝啓、(N)様。コメントを有難うございました。オンラインで書き込んだので間違えた様ですね。

    10年以上前だったと思いますが、TVのスペシャル番組で富嶽の開発と終焉迄を扱った
    ドキュメントとドラマが放映された事が有ります。安っぽいSFXでしたが、富嶽の模型で
    ニューヨーク空襲を表現していました。

    赤とんぼワークス

  14. 確かに一陸は立って歩けますね。操縦席周りはやや低いので腰を
    屈めないといけませんが。
    ただ、その元関係者は、日本で最初という意味では
    なくて、それ位の余裕があったのだと言いたかったのだと思います。
    3番爆弾


Back