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519  航空母艦の着艦シーンを映像で観ると、飛行機が着艦フックを外す時、ほんのわずかバックしているようですが
 フックを外しやすくする為でしょうか?
 その時、どの様な操作をするのですか。
エクストラ

  1. ワイヤの張力で引き戻されているだけのはず。従ってパイロットの動作はブレーキの調整だけでは。
    Qwerty

  2. 着艦制動装置(フック引っ掛けるワイヤーとその一式)は、油圧や電磁ブレーキ(モーターみたいな奴か)でワイヤーの引出しに抵抗を加えてるだけなんで、ゴム紐のように張力で戻る、ってことは無いと思います(ワイヤーの復帰には電気モーターや圧搾空機を使う)。で、フックを外す場合は甲板要員が人力で機体を押してバックさせ、ワイヤーを弛ませて外す訳ですね。
    ご質問の着艦シーンが、WW2の頃のなのか現代のなのか判然としませんが、少なくとも旧日本海軍の場合は上記の如くだと思います。
    revi

  3. これは、回答というよりも「そういう記述を見たことがある」という紹介
    なのですが、旧日本海軍の搭乗員の手記としてですが、着艦の最後の瞬間
    スロットルを絞って三点姿勢、停止となりますが、そのままスロットルを
    絞ったままだと、母艦の飛行甲板上は合成風速15ノット程度ありますので、
    機体が後退してしまい、フックをはずす作業がうまく行かない、それに対
    して発着甲板指揮官が「スロットルを少し出せ」と信号する、なんてのが
    ありますね。もっとも、ブレーキを使わんのかなとも思うと、すぐ直後の
    記述に「ブレーキを踏んで」なんてあるのですが、結局使い分けが良くわ
    かりません(答にもなんにもなってませんね)。
    今泉 淳


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