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604 素朴な質問で恐縮ですが・・・、F15等の現代的機のなかのかつ例外的な存在を除き、戦闘機の大半はズーム機動でない「パワーによる継続的な垂直上昇」は不可能ですよね。となると、発生する推力は1Gに対抗できないということになるような気がします。すると、(旋回よるものは別として)進行方向への加速度はかなり弱かった、少なくとも2〜3Gぐらいの現在のスポーツカーよりは弱かった、と考えてよいのでしょうか。ジェット機であればエンジンへの流入気速が推力に大きな影響を及ぼすでしょうが、プロペラ機であればそれは関係ない気がしますし。




はたの

  1. 末期のレシプロ戦闘機と、現代のジェット戦闘機の最大加速度は
    似たようなものだろうと思います。ただ、継続時間は桁違いでしょう。
    ちなみに、「2〜3Gの出せるスポーツカー」は存在しないと思います。
    動力性能をどうこう言う前に、そんなタイヤは売ってませんから。

    たかつかさ

  2. たかつかさ様。
    スポーツカーのGについていいかげんだったかもしれません。ごめんなさい。
    F1が約4G、F40などがそれに次ぐ(R32の定常旋回横Gが2,いくつ)、というような文を昔のCGて読んだおぼえがあったものですから。
    はたの

  3. わたしこそ、本題と離れたツッコミを入れて申し訳ありません>はたのさま
    CGは、ここの常連さん向けの例えをすると「グランド・パワー」とか「ミリタリー・エアクラフト」みたいなものだと考えた方が良いです。
    入手困難な資料や写真が見れますが、ライターの水準は信じ難いほど低い、と言う点では全く同じです。
    戦闘機の加速についてですが、http://www2m.biglobe.ne.jp/~ynabe/truemach.htm
    とか
    http://www.nttl-net.ne.jp/cajun/
    が参考になると思います。
    F−15でも維持旋回は8Gそこらのようですから、
    空戦が行われる高度では前後方向の加速度は1Gに達しない
    あろうと思います。

    たかつかさ

  4. 単純にF-15の水平最大加速力を書くと、12.5m/毎秒(海面)、10.0m/毎秒(10000ft)、7.4m/毎秒(20000ft)、5.4m/s毎秒(30000ft)です。はたのさんが書いたクルマのGの数字は全て旋回時の横Gですね。
    舞弥

  5. あ、これはAAM8発搭載、燃料半減の条件での数字です。念のため。
    舞弥

  6. ありがとうございました。
    どなたか、大戦機の水平加速度の数字をお持ちでしたらご教示ください。
    はたの

  7. というか、誰か突っ込み入れてくれると思ってたのに、、、。
    このまま終わっちゃいそうなので自分で書くと、飛行機の加速力なんてそう簡単なもんじゃない。高度、速度等の条件でいくらでも変化してしまう。音速の垣根を越える飛行機ならなおさら。なので上のF-15の数字も確かにそれなりの根拠はあるのだけど、本当はあんまり意味がないです。
    舞弥


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