ベアキャット改造機「レア・ベア(R-2800 を R-3350 に換装、カリカリチューンで瞬間 4,000hp オーバーをたたき出す化物)」が 1989 年 8 月 21 日に 528.33mph(850.19Km/h)の記録を出し「世界最速のレシプロ機」として公認されています。この記録は高々度の全力直線ダッシュで一瞬出した速度ではなく、地上スレスレの四角コースを一周回って飛んだ速度の平均値なのですから、最大瞬間速度がどのくらい凄まじい値だったかは推して知るべしですね。参照 http://www.rarebear.com/page1.html
ささき

↑補足。
３km直線記録ですね。詳しい測定方法は
http://www.fai.org/sporting_code/sc2.html#c5.3
にあります。
Schump

Schump さん補足感謝！Rare Bear のページに ”four legs of the course” とあったので、upwind, crosswind, downwind, base のことだと思ってたのです。ところでベア君に抜かれた Me209 の記録(1939/4/26)を調べたのですが、ページによって ”499mph(803Km/h)” という値と ”469mph(755Km/h”) という値のふたつがあって混乱してます(Rare Bear のページで引用されている値は前者、http://www.soft.net.uk/speedrecordclub/outair.htm だと後者)。どちらが正しいのでしょうか？
ささき

戦後のレシプロ機の絶対速度記録として有名なのは、
1969年：F8F改”Conquest 1”（ダリル＝グリネマイヤー）482.624mph
1979年：P-51改”Red Baron”（スティーヴ＝ヒントン）499.018mph
がありますから、Me209V1の記録は469mphであることになります。
Schump

またもやありがとうございますー。499mph という値はレッドバロン(P-51 に二重反転グリフォンを乗せた改造機、のち墜落 T_T)が持っていた値なのですね。
ささき

皆さんありがとうございます。
これでぐっすりとねむれます。(~-~)
ふににー