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653 民間機の話題で済みません。ボーイング737のエンジンのインテークは、何故真円でなく、おむすび型をしているのでしょうか?気になります。
Sampon

  1.  737は元々それほど地上高が高い飛行機では有りません。しかし最近の737は新型大直径
    エンジンを装備する必要が生じ、そのためインテークをああいう形にして
    問題の解決を図ったと記憶します。
    大塚好古

  2. ということは、輪切りにした断面図で見て、おむすび型の内接円の中でファンが回っている。内接円からはみ出した外側の部分にも、何か必要な物が詰め込まれているわけですね?
    EAW

  3. B737は開発当初から-200まではJT8Dを使用してました。その後-300シリーズから
    米(GE)仏(SNECMAだったかな?)共同開発のCFM56-3,-5,-7Bのシリーズに転換
    しました。一番の変化はターボジェットからターボファンになり一気に外径が大
    きくなったことです。そのためにあの独特のおむすびになりました。

    エンジン直径は内接円より小さい筈です。今日はCFMのサイトに繋がらず確認で
    きなくて数字は判りません。
    ターボファンの場合ベルマウスの必要直径がエンジン直径の1.1倍以上ですから
    外側は被り物です。またエンジンの補機類はコアエンジンに取り付いてますので
    あのドンガラの中に入れなければならない物は少ないでしょう
    http://www.ihi.co.jp/aeroeng/index.CFM56.htm
    の写真でガルウィング見たいに開いているのがエンジンナセルを模したカウルです。


    Sq

  4. 確かに−300系からCFM56に切り替えた時に地上とのクリアランスが問題になり エンジンの補器類(ジェネレ−タ−など)を横にうつした結果、
    あのようなインテ−クになったと言う記憶があるんだけどな−。

    (まちがっていたらこめんなさい。)

    くりぼ−

  5. ↑4まさにそのとおりで、「航空情報」1997年5月号53ページに正面から見た補機配置図が載っています。しかも、B737用のCFM56は、ファン直径を標準型よりも21センチ強(8.5インチ)切り詰めて約152cmにしてあります。そのため、エアバスA320よりも燃費が悪いそうです。
    それでもB737がちゃんと売れたのは、80年代以降の石油価格の安定によってエアラインが燃費を気にしなかったことと、新規開発のA320に比べて安く(開発費とか型式証明の手数料とか)、しかも機種転換に伴う訓練やパイロットライセンスの手間がないのも同然だったからです。
    Schump

  6. みなさま、ご回答ありがとうございました。空港で737を見かけて、積年の疑問を思い出したもので。
    Sampon


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