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664 SR-71を撃墜することは可能なのでしょうか?
周星馳

  1. 勿論可能です

    手段1、飛行場周辺で張って、離着陸の瞬間を狙う
    手段2、空中給油の瞬間を襲う
    つまりSR-71の飛行性能を生かせない状況ですね

    真面目に真っ正直だと・・・
    予め予想飛行コース前方に回りこんで
    ヘッドンで全弾発射する、もしかすると当たるかもしれない

    SUDO

  2. 人間が造ったものに完璧な兵器などあり得ません。マッハ3で超高々度を巡航する SR-71 を撃墜するのは非常に難しいですが、可能はなずです。ただし対空ミサイルを使うにせよ MiG-25 で追いかけるにせよ、よほどうまくタイミングを計って攻撃しないと逃げ切られてしまいます。例えば想定される全ての侵入コースに対し膨大な数の SAM サイトとスクランブル基地を作って24時間待機すれば撃墜のチャンスはかなり高まりますが、それだけの費用を使って得られるものは「敵偵察機一機撃墜」だけです。
    それだけの費用を ICBM サイトや原潜や戦略爆撃隊に回せば、一機や二機の偵察機を落とすより遥かに有功な政治的・軍事的牽制手段になり得ます。要するに SR-71 を確実に墜とすには莫大な費用がかかり、それに見合った効果が得られないからやらないのだと思います。
    もし飛んでくるのが SR-71 ではなく水爆を抱えた B-70 であれば、ソ連はどれだけの費用がかかろうと確実に墜とすシステムを開発するでしょう。しかし超高速機による戦略爆撃が異常に高価につくことが判明したため XB-70 は試作に終わり、ソ連においては迎撃すべき敵を失った結果超高々度対応 SAM や超高速戦闘機の開発生産も中止ないしは縮小されました。
    SR-71 はこの裏返しです。この機体はもともとソ連の超高速爆撃機を迎撃する超高速戦闘機 XF-12 として開発されました。しかしソ連にそんな飛行機がないことがわかった結果、ごく少数が偵察機として応用されたのです。SR-71 は「超高速爆撃機」から「ICBM」に核時代の主軸が移っていった隙間に生まれました。この飛行機の運用はこの狭い隙間に限定されており、偵察以外の使い道はほとんどありません。しかしこの隙間にとどまっている限りは、事実上無敵だと言えるのではないでしょうか。
    ささき


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