QQCCMMVVGGTT
790 大戦時の日本機で、機械式二段過給機の実用例は?
ゾフィーエル

  1. 胃袋さん作成のエンジン一覧
    →http://www.platon.co.jp/~vought/kakuki/sanko/en_japan.htm
    を御覧下さい。無いはずです。
    SADA

  2. 雷電三三型(J2M5)に搭載された火星26型甲が二段二速の機械式過給機だったのでは?確か渡辺洋二「雷電」にそういう記述があったと思いますが…。世傑No.61「雷電」には「全開高度を上げた」という記述しか出てこないし、胃袋さんのリストでは「タ1/2」になっているし、何だか怪しげですね。J2M5 は 6,800m で 604Km/h を出したと言われ日本の実用戦闘機の中ではピカ一の高空性能を誇りましたが、生産は 40 機未満にとどまり、しかも B-29 が低高度爆撃に切り替えた後だったので満足な活躍の場は得られなかった、とされています。
    ささき

  3. まずい!間違えてる!「機1/2」が正解です(^^;;;;;(火星26型甲)
    私の調べた限りでは、二六型甲は二三型甲の過給器インペラの直径を増して吸入口面積を広げて全開高度を上げたタイプらしいです。二三型甲がインペラの直径を280mmから320mmに拡大したタイプなのでさらに広げたということは、いったいどのくらいのサイズになったことやら・・・。直径まで書いてある書物も資料も見たことがありません。ちなみに火星26型の取説はまだ見つけていません(作ったのかどうかも不明)
    胃袋3分の1

  4. てなわけで、とっとと直しておきました。また、火星のところが結構?だらけなので近々改訂します。
    胃袋3分の1

  5. 量産された物は無いのでは・・・。
    試作ではハ43−42、ハ42−31(ハ214フ)が通常+フルカン型の
    二段過給機だと思いますが。
    マナスル

  6. てなわけで、火星のところ、とっとと改訂しときました(笑)
    胃袋3分の1

  7. つまり日本は機械式二段過給器もものに出来ないのに、ターボに向かっていたのでしょうか?(それで良かったのか日本?)
    ところで私の手元にはハ44-21は3段3速過給器と書いているのが有るんですが、ホントでしょうか?
    ゾフィーエル

  8. 連合国が二段過給を物にできたのは、やはり高ブーストを可能にしたこと、
    その背景にはふんだんなハイオク燃料があったからでは?

    むりやり水メタで異常燃焼を防止していた状況下で排気タービンに向かったのは、
    高ブーストを狙うより、「最適効率が常に出せる」事の方に重点があったのでは
    ないでしょうか。

    SADA

  9. 取りあえず、雷電三二型の排気タービンは「あっちが排気タービンならこっちもつけよう」というノリだったような。で全然モノにならないで、三三型になったとか。そういえば二段どころか二速過給器もモノにしていなかったと堀越二郎が突っ込んでいませんでしたでしょうか。二速過給器にするさい大気密度と馬力に比例した吸入口面積が与えられていなかったとか。それを改めつつ、全開高度を高めたのが火星二六型甲だったのでは。
    英国の二段過給器はドイツの排気タービンを装備した高高度偵察機を撃墜するために実用化が促進されて、それを低空でも利かすために後から改修してマリーン61型だったはず。
    ところで、一段三速過給器の実例はあったのでしょうか。
    やんた


Back