QQCCMMVVGGTT
822 第二次世界大戦中の英米軍ではパイロットの大半を将校が占めていたようですが、これはなぜでしょう?私が知らないだけで、実際には下士官パイロットも多かったのでしょうか?

  1.  記憶を頼りに書いております。たしか、米軍のパイロットは必ず士官でなければいけなかったはずです。この制度のおかげで、他国のように列機の方が指揮官機よりも技量が上という事態にはなりませんでした。ただし、同乗の機銃手などは下士官であることが多いようです。
     英軍やその旧植民地国に関しては下士官パイロットもいました。比率は解りませんが、有名な下士官パイロットの例ではジョージ・ビューリングがいます。マルタ島攻防戦のエースで軍曹でした。(後に少尉に特進。最終階級は中尉。)
    tomo

  2. 早速のご教示、ありがとうございます。なるほど、それではむしろ米軍の方が例外だったのかもしれませんね。


  3. チャック・イエーガー自伝によると彼は下士官でP-51に乗って出撃し撃墜され、スペインに逃れて帰還後しばらくして少尉に任官したとしています。ただし、彼は自分は例外であるという事も書いています。(パイロットはみんな大学卒なのに自分は高校しか出てないと繰り返し繰り返し書いている)。彼はたたき上げで将軍になった例外中の例外の人物ですから。
    SHI


Back