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826 WWII時の飛行機に搭載のバッテリーはなんボルトぐらいだったのでしょうか。たとえば零戦とマスタングを例に教えてください。
イマジン

  1. 12Vか24Vです。機種ごとの詳細は手許に資料がないのですが、スピットファイアがグリフォン搭載型の終期(Mk.24、SeaMk.45〜)が24Vだったのを除き、12Vだったのは記憶。

    そもそも高電圧電池は単位電池を積層して作るのですが、単位電池の電圧は、一次電池(充電できない)が1.5V、二次電池(充電池)が1.2Vというのが戦前から世界標準だったはずですので、積層電池の電圧は自然とこれらの倍数になります。
    Schump

  2. 鉛蓄電池は2ボルトが標準では有りませんでしたか?
    それとも航空機ではニッカドが使われていたのですか?
    SADA

  3. あり。
    2Vですか(調査中)?
    ニッカドは大戦中にはほとんど使われていなかったはずです。
    Schump

  4. 一応、こんなので裏を取りました。
    http://www.tohoku-epco.co.jp/partne/sizai/item03j.htm

    SADA

  5. 電池は電解液を電極ではさんだものです。
    イオンのなりやすさによってそれぞれの電極の電位が決定します。
    イオンになりやすい物程低い電位を持ちます。当然、電極が違えば
    単位電池の出す電位差は当然違って来ます。


    (参考)
    http://www.kdcnet.ac.jp/kyoyo/buturiji/daniel/daniel.htm

    学生時代にやったけど、すっかり忘れてましたなぁ。

    SADA

  6. フォロー多謝です^^;
    倍数には変わりないですが、最小公倍数が違いますから、拡大適用しようとすると違う話になりますね。
    Schump

  7. 零戦は知りませんが四式戦の電気系は 24V。エンジン駆動の発電機出力は 1500W でレギュレータを通してバッテリーに供給されていました。P-51 も 24V で、詳しくはここを参照。
    http://barella.en2.ehime-u.ac.jp/~kumac/P51/019elec.htm
    ささき

  8. 零戦は少なくとも11型/21型は12Vですね。
    「電源として、発動機直結発電機一型(出力14.5V、12A、回転数2250〜3750)1個、及び蓄電池(三号2次電池二十一型六連、12V、20AH光電電流2.5A〜5.0A)1個を有する」とマニュアルにはあります。
    大戦中に各国で12V→24Vへの変化があったのではないでしょうか。
    舞弥


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