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893 九七式戦闘機の航続距離を教えてください。本気で知りたいのです。
BUN

  1. これは明らかに罠ですね(笑)
    恵比寿の防衛庁戦史資料室に出かけていき、「中央-軍隊教育・曲範・航空関係-331」あたりの「九七式650馬力発動機 説明書」を出してもらって、まずは燃費データを調べます。次に「中央-軍隊教育・曲範・航空関係-293」の「九七式戦闘機 説明書」を出してもらって、燃料タンクの容量を調べます。そして両方から計算すれば、師匠の望む答えが得られ、しかも私も罠にはまらないと言う最高の結末を迎えることができると思います。
    ただし、両方に「燃費データ」や「燃料タンク容量」の記載がなかった場合は、努力が無駄になる可能性はあります。

    胃袋3分の1

  2. ありがとうございました。恵比寿に取って返して「きょくはん」ではなく「典範」を探します。(やっぱ落ちたではないですか、罠に・笑)
    BUN

  3. しまったぁ!自ら墓穴を・・・
    言い訳させていただければ、元を作ったのは国本さんなので・・・(^^;;;;;

    胃袋3分の1

  4. えっ?「元」って?
    tackow

  5. いや、とある秘密文書からカット&ペーストしたもので・・・
    胃袋3分の1

  6. そんな面倒な事は考えずに,航空機データベース,日本陸軍機,キ1−50と検索していったところ,キー27のデータは無い(ページが見つかりません)と表示されました。
    これはやはり,防衛庁まで調べに行けという事なのでしょうか?
    虎ノイ

  7. 雑談になるけれど、世界の傑作機の野原茂氏の解説文は難解だ。「増槽を含めた燃料等裁量は546リットル、これで行動半径は450mといわれ、航続距離は900kmということになる。・・・九六艦戦の540リットル、1200kmより大幅に航続距離が劣る・・との内容の文が続く」と写真解説にあり、一方、機体解説に附属したデータでは627kmとある。なんとも奥が深くて解りにくいですよね。しかも、 世界の傑作機とは関係無いけれど、戦史叢書には600kmとの数字もあり、さらに解りにくい状況です。
     一応、仮説としては、九七戦の航続距離は航続距離は増槽を含めて九六艦戦とほぼ同等に1200km程度はあり、単純に巡航往復した場合の距離として600kmが建前の数字として存在し、空戦その他の余裕を見た数字が450km程度であり、豊富に供給されたとは到底思えない落下増槽(大東亜戦争後期でも一個戦隊に100個/月が目標量)を使用しない場合の行動半径はMe109の如く、150km程度なのだろうと思っています。この線で裏をとりたく思います。


    BUN

  8. 私も雑談をちょっと。
    私は「丸メカニック」と「日本航空機総集」を見てみました。
    この二つに掲載されていた燃料データは、機内の燃料タンクは、翼内のものが280L、特別装備として胴体内のコクピット前方に50L、主翼下の落下式増槽タンクは133L×2=266L(日本航空機総集では260L)、となっています。
    これに対し航続距離のデータは、627km,825km,960km,1710kmの四つがありました。
    この両方の数字から推測すると、
    (1)翼内燃料のみの280Lのときは航続距離627km(燃費2.24km/L)
    (2)胴体内燃量まで搭載した330Lのときは航続距離825km(燃費2.5km/L)
    (3)主翼下の落下式増槽まで搭載した596Lのときは航続距離1710km(燃費2.84km/L)
    となります。
    燃料は離陸時の消費がかなり大きいので、当然、燃料搭載量が多いほど燃費は良くなりますから、この推測は一応納得できる内容になっていると思います。
    燃費の数字自体も、「零戦」や「隼」などの「栄」から考えるとおかしくはないものです。
    ということで、BUNさんの言うとおり、一応は「行動半径はMe109並」でいいのではないかと思いますが、日本陸軍の場合、少なくとも爆弾搭載に関しては「特別装備」は多用されたようですので、「Me109」よりは若干長いというのが正解かもしれません。
    しかし、航続距離の「960km」という数字は陸軍作成になってますが正体不明です。

    胃袋3分の1


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