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「キ61にみられるように、川崎の設計陣は翼面荷重よりも翼幅荷重を重視していた」旨の記述を仮想戦記に見つけたのですが、実際にもこうした理論は使われていたのでしょうか。 またその内容は、単に、Aが大きくなると失速しやすくなる傾向及び構造的に辛くなる傾向と、Aが大であると誘導抵抗が減少する、という対立する要求のうちで前者に重きを置くもの、と捉えてよいものでしょうか。 はたの |
- 酣燈社“飛行機設計50年の回想”土井武夫著P171~172を参照してください。
そこには「翼幅荷重を低くすることは誘導抵抗を小さくすることになる。
プロペラ機の経済速度においては、有害抵抗と誘導抵抗は等しくなる。
私の空力設計の方針は、いつでも主翼の縦横比を大きくすることである。」
と書かれております。川崎の設計陣=土井氏であることは当然でしょう。
KI-100
- 回答感謝です。本を探してみます。
はたの