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922 ちょっと疑問に思ったことなのですが、もしオクタン価の高い燃料を使用している場合と低い燃料を使用している場合では同じ条件で被弾した時、オクタン価の高い燃料を積んだ方が燃えずらいのでしょうか。
kyo

  1. ハイオクは「燃え難い」のではなく、「自己発火しにくい」のです。
    外部から強制的に発火させる(着火)場合、変りません。

    たかつかさ

  2. 初心者的な質問なんだけど、オクタン価の高低ってのは持続燃焼に必要となる
    最低限必要なエネルギ量の高低に関係するのかな?
    自己着火性云々というのは良く聞くんだけど、それが物理的(物理化学)的には
    どのような解釈になるのかが今一つ良く分からん(自分で調べるのが先か)


    sorya

  3. 私も良く分からないのですが,「自己発火しにくい」というのは「分子間反応に必要な衝突エネルギーの最低量(活性化エネルギー)が高い」という事なのでしょうか。これが高いため

    ・より高い温度(速い分子速度)になるまで反応殻を超えられず,燃焼が始まらない。
    ・一度燃焼が始まる(着火する)と,高速の分子が大量に発生して急速に燃焼が進行する。
    ・よって燃焼開始後の燃焼速度はほとんど変わらない。

    という解釈で良いのでしょうか。
    この場合,燃焼室壁面付近の低温領域では,高オクタン燃料の方が,着火温度に達せず未燃のまま壁面へ付着,脱水素されてカーボン堆積を生じる割合が高そうに思います。また4エチル鉛添加と,現在のプレミアムガソリンでは自己着火抑制のメカニズムが違いそうに思えます。
    歴史的にはオクタン価は試験用エンジンで圧縮比や過給圧を変えて運転し,ノックの有無から実験的に定義されてきたので,理論より現象先行の傾向はありそうに思えますが。
    isi


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