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934 B-25のような中型爆撃機は必要だったんでしょうか?
全てB-17のような大型の爆撃機で代用することはできないのでしょうか?
もし、中型爆撃機の存在意義が対艦攻撃にあるとしたら、日本の陸攻と
同じコンセプトの機種だと考えていいのでしょうか?
hiro

  1. コストの問題でないでしょうか?四発機と双発機では値段がかなり違うだろうし運用コストだって違うでしょう。
    Alphabeta

  2.  歴史的には、逆の議論の末に登場したのがB17です。
     B17のような大型で高価な機が本当に有効なのか、汎用爆撃機は双発機で間に合うのではないかという問題はかなり真剣に検討されています。ですから、まず必要とされていたのはB25やB26といった汎用双発爆撃機であって、B17は特異な存在であった訳です。
     他に軽攻撃機としてA20、A26等の双発爆撃機がありますが、これらAナンバーの爆撃機は本来ならば単発として開発されるべき機体でしたが、とりまく環境とダグラス社の強力な主張により双発高速軽爆撃機として活躍することになった特別の事情が存在します。
     また、開戦前から、テンーテンーボマー即ち戦略爆撃機として計画されたのはB17やB29ではなく、B36でした。
     更に、特異な存在の爆撃機である日本の陸攻と近い用途(敵主力艦への高速水平爆撃、敵要地の爆撃)を想定されていたのはB25ではなく、どちらかと言えばB17の方である、と見た方が良いでしょう。
    BUN

  3. 大型だと燃費が悪そうなので、小規模な爆撃に適さないのでは?
    富嶽

  4. 当初はB-17の方が対艦攻撃を想定していたとは知りませんでした。
    その後、航空機による雷撃や急降下爆撃が普及したので状況が変化したということでしょうか?
    ちなみに、小規模な爆撃に適さないというのは、(爆弾の重量あたりの?)コストでは、双発機の方が優れているということでしょうか?
    双発機では後続距離が足りない場合等に大型機の出番になると。

    hiro


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