QQCCMMVVGGTT
979 第2次大戦中の戦闘機がB−17やB−29を撃墜するときは機体のどの部分を狙うんですか?
made for you

  1. b-29の機銃の死角になる尾翼を狙う
    パイロットを直接狙う
    景司

  2. 基本的に主翼の付根を狙うことが多いようですね。
    燃料タンクがあるし、エンジン関係の配管やエルロンなどの操縦索などが集まった急所の1つです。
    大口径砲でメインスパーをぶち折れば空中分解させられますし。
    revi

  3.  大型機の致命部は主翼の付け根です。荷重が一番集中する部分ですから、主桁を傷つければポッキリ折れて空中分解です。また主翼付け根には燃料タンクも格納されており、これに引火させる狙いもあって一石二鳥です。雷電が多用した直上攻撃はここを狙ったものです。
     斜銃を積んだ夜戦の場合には胴体下部に集中弾を浴びせます。月光で一夜 B-29 5機の確実撃墜という偉業を達成した黒鳥氏は「胴体に命中させると大爆発が起こった」と述懐しており、渡部洋二氏は「爆弾倉内の増加タンクもしくは酸素ボンベに命中し爆発したのではないか」と推測しています。
     >1. の「コクピットを狙う」戦法はドイツの昼間戦闘機が B-17 に対し前方攻撃をかける際に行われたようです。コクピットが致命部であることもさることながら、上・下・後方に強力な銃座を持つ B-17 の密集編隊に対しては前方攻撃以外に手段がなかったことも理由でしょう。しかし「尾翼を狙う」攻撃方法があったかどうかについては寡聞にして知りません。
    ささき

  4. >尾翼狙い
    真後ろからの接近になるので、相対速度が小さく、射撃時間を長くとれはするのですが、尾部銃座とタイマンを張るのはリスクが大きすぎます。しかも、確実に墜落させようとすれば昇降舵を左右とも破壊する必要がありますが、大きさを考えると破壊し尽くすのはちと骨が折れます。
    以上から、おすすめできません。
    Schump

  5. パイロットを直接狙う。
    景司

  6. 尾翼を狙うというのは「戦空の魂」という漫画の最後のほうの話に載ってました。
    景司

  7. 陸軍機はね、B29が飛んでくる一年も前から「尾翼を狙って」いたんです。
    BUN

  8. 樫出勇氏の著書「B29撃墜記」によると、屠竜でB29の正面から突っ込んで主翼の付け根に37ミリを撃ち込むという攻撃方法をとられていますね。
    はしもっちゃん

  9. 「B17の胴体タンクは防弾装置を有せざるが如く後方四五度方向より翼根を照準するを可とす」
    一方で、「胴体に燃料タンク有り、防弾装置有るものの如し」
    以上17年7月27日付け戦闘機隊戦訓(『海軍戦闘機隊史』より)。
    日本海軍の推測でも、胴体タンクの防弾に一部死角があるように受け止められていたようです。ささきさんご紹介の渡辺洋二氏のと合致するようです。


  10. あ、いけね。渡辺氏のはB29か。でも何かで、防弾甲鈑に一部死角があったようなことを読んだ、うっすらとした記憶が。


  11. パイロット(正確にはコクピット)狙いは、ドイツ空軍が好んでますね。おかげでB-17F以降(それ以前のE現地改造も)、機首への防御機銃増設が執拗に行われています。
    Schump

  12. あ、いけね。渡辺氏のはB29か。でも何かで、防弾甲鈑に一部死角があったようなことを読んだ、うっすらとした記憶が。



Back