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1000 素朴な質問で恐縮です。ドイツは飛行機(戦闘機)を作ってましたか?航空産業はどうなっているのですか。
イマジン

  1. ごめん。時期を特定して欲しい。
    AD0000には当然世界中の何処にも航空機産業は存在しないし、遠い未来も予言はできない。
    第一次、二次の世界大戦を見れば答えは自ずから出てくると思うんだけどね。
    tow

  2. 戦後の話をしましょう。
    ドイツが東西に分割されていたのはご承知の通り。

    まず、東独ですが、1950年代初等に「バーデ152」という旅客機の試作があったぐらいで、あとは修理工場を細々とやっていたぐらいのはずです(ソ連はライセンス生産すらやらせなかった)。以上。

    西独では1955年には早くも国際商品となる最初の期待ドルニエDo27が誕生、同社はDo28、128、228、328とコンスタントにSTOL・コミューター輸送機の良品を開発、ダイムラーグループ資本のDASA(DaimlerChrysler Aerospace AG)の中核をなすに至っています。他にも、70年代までにMBB(現ユーロコプターグループ)のヘリコプターやらVFWのVTOL試作機やらが作られています(MBBは川崎と共同開発したBK117が有名)。
    戦闘機としては、VJ101(1963:VFWを中心とする独起業連合と仏ノールの共同開発によるVTOL戦闘機)やアルファジェット(ドルニエと仏ダッソーの共同開発)、ユーロファイターといった共同開発機があります。特にユーロファイターは1980年代にドルニエ(とVFW?)がまとめた独自戦闘機案TKF90がベースになっている、と独逸人は言っています。
    あとは、エアバスへの参加とかBMWと英ロールスロイスの共同開発エンジン、グロプの軽飛行機、中小のグライダーメーカー等が目立つところでしょうか。
    Schump

  3. ちょい補足。
    バーデ152の開発開始は1954年。ドレスデンのVEB(アラド・ユンカースの残党中心?)においてIl-14レシプロ旅客機のライセンス生産と平行で行われていますが、このような「独自路線」をとったことがソ連のお気に召さなかったのか、ライセンス生産の仕事もろともプロジェクトはつぶされています。
    また、VFWは1970年にフォッカーと合併(のちに吸収)、VAK-191というVTOL戦闘機(ペガサス+リフトジェット)を作ったり、VTOL旅客機の提案をしたりしています。
    Schump


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