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第二次世界大戦時の日本海軍機は塩害対策として何か特別な塗装を施していたのでしょうか。 yuji |
BUN
クリヤー系の塗料を使っている、銀色の塗料を使っている、のどちらでしょうか?
また、羽布張りや木製の部分はどうなっているのでしょうか?
心花
旧版の世界の傑作機、紫電、紫電改に海軍機の塗装作業に従事していた人の記事
が載っており機体の下面は、無塗装でなく、灰色や、銀色を塗ったと書かれていま
す。
一方で、紫電、紫電改などは、写真で見ると無塗装のように見える機体もあり、
また一式陸攻の残骸の写真で日の丸はくっきりと赤で残っている回りが無塗装に
しか見えない写真もあります。
本当のところ、無塗装の機体は、あったのでしょうか?
ぼるた
BUN
Sampon
ここで言っているのは中攻等の銀色に見える機体にも保護塗料が塗られているということです。
BUN
>2
紫電改に施された塗装の解説でよく
「作業工程簡略化の為、機体下面は無塗装であった」
あるいは本によって「物資欠乏の為、、、」とあるのは
全て間違いという事になりますか?
J2
J2
暗緑色の零戦を例にお話を整理させて頂くと、
防錆塗装(透明)>保護下地塗装(茶褐色)>上塗塗装(暗緑色)
という理解でよろしいでしょうか。
追加質問になりますが、陸軍機は防錆塗装が省かれていたのでしょうか。
yuji
ただ、今までの通説にもあまり根拠が無さそうだ、という所まではたどり着いていますので、しばらくお待ちください。
BUN
yuji
透明保護塗料は零戦グレイ系塗装の保護塗装としての使用は無かったのでしょうか?塗られていたとすれば飴色塗装の復活も考えられますが・・・
hana
BUN
ご迷惑おかけします。
J2
BUN
回答ありがとうございます、まさか写真を眺めて想像して書いているとは
思いませんでした。
J2
写真から発見される事実もとても多いんです。例えば「高座工廠製の雷電のスピナは無塗装のように見えるのが特徴だ」といったことは、写真で見る以外、確認の方法がありません。どこの文書にも載っていませんし、ひょっとするとそんなことを言っているのは私ひとりかもしれません。写真でしか確認できない事は沢山あります。
BUN
hana
堅気の人達は見向きもしない軍事史の、しかも兵器史の分野において、個人研究者の業績を甘く見てはいけません。我々はそうした人達の無償の努力によって大変な恩恵を受けているんです。模型雑誌の一解説者が何か間違えたからといって「個人研究では情報が歪曲される」とまで言っちゃあ、赤字出しつつ研究してる人達が浮かばれませんよ。
BUN
hana