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1328  ロシアの旅客機,貨物機には,まるで第二次大戦時の爆撃機のような風防が機首についてるものもあります。なぜ,あのようなデザインなんですか?
ツカドン

  1.  質問者です。
     ロシアの爆撃機の風防(みたいな物)を持つ旅客機,貨物機って,どこにレーダーを搭載してるんでしょうか?
    ツカドン

  2.  あのガラス張りの中には航法士席があります。
     旧ソ連圏では特に冬季の天候が悪く、また、広大な国土ゆえに航法援助設備や空港の整備状況が悪いため、目視航法を重視する傾向があります。よって、整備された飛行場を使うことが前提となる機種では、下向き航法士席を置かないことがあります(アントノフAn-124系やツポレフTu-144等)。ただし、旧ソ連圏の輸送機は乗員数が多めなことが特徴で、機関士や航法士が独立ポジションとして存在する機種が多いようです。
     航法レーダーは機首に無理やり押しこんだり(イリューシンIl-76等)、航法士席後方のフェアリングに装備したり(ツポレフTu-114等)しています。
    Schump

  3.  回答,どうもありがとうございます。いざというときは,あの旅客機や輸送機を,爆撃機に転用するための装備かな,と思ってました。
    ツカドン


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