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1433 少し迷ったのですが、航空機なのでこちらへ。

手元の「銀鯨作戦」を読んでいたら
第2次大戦時にアメリカ海軍が用いた飛行船は船団護衛に活躍したと
あるのですが、これらはどのような要目のものだったのでしょうか?


たかつかさ

  1. 「LTAブリンプ」と呼ばれるタイプだと思います。今はシリコンバレーのど真ん中にあるモフェット海軍飛行場(現NASAエイムス研究所)がこいつらの基地でした。
    http://code.arc.nasa.gov/jf/history/history9.html
    全長75メートル、双発、7〜9人乗り。当時深刻な脅威と考えられた日本軍の西海岸襲撃・機雷封鎖に備えて洋上哨戒任務に就いていましたが、もちろん日本艦隊など現れるわけもなく、魚群を見つけてはモントレーの漁港に知らせるという戦時らしからぬ呑気な「活躍」をしていたそうです。
    ささき

  2. ちょくちょく伝令役も務めてたってほんとでしょうか?
    ちゃぼ

  3. >1
    >ブリンプ
    つまり軟式飛行船ですね。
    というわけでお教えいただいたページをヒントに検索してみましたら、
    大西洋での活動が多かったようです。

    http://wae.com/webcat/blimps.htm
    ヘリコプターの無い当時、ホバリングを長時間行なえる飛行船は
    長時間の対潜見張りに有効だったようです。
    他の捜索手段があってのことだとは思いますが……


    http://www.goldcoast-railroad.org/blimpsub.htm
    対潜戦闘の実例です。

    しかし、こんな高価なものを130隻も配備してたなんて……^^;
    >米軍
    たかつかさ

  4. 飛行船って今は宣伝用か監視用くらいしか使い道ないのかと思ったら現在イギリスではスカイキャット計画なる輸送飛行船を開発中みたいで、
    スカイキャット15(全長15.2m、ペイロード15t);完成
    スカイキャット200(全長?m、ペイロード200t);製作中
    スカイキャット1000(全長305m、ペイロード1000t!);了承待ち
    と、3つのタイプがありまして、
    最大のスカイキャット1000は小太りのヒンデンブルグみたいな奴で、主力戦車12〜16輌を関連支援装備、要員ともに最大110ノットで展開できるそうです。最近の飛行船って高性能なんですね。
    ガンヘッド

  5. >4
    >現代の飛行船

    そのものずばり、ツェッペリン・ルフトシフテクニク社
    http://www.zeppelin-nt.com/index_uk.html
    が新型船を発表していますね。


    たかつかさ

  6.  日本でも中型の軟式飛行船の研究はされてますよ。なんでも人工衛星までいかない無線中継基地かなんかに転用するのだとか。(携帯のアンテナ局なのだろうか)
    電磁波をふりまく謎の飛行物体ってことで結構怖いけれども、災害時などでは意外といい仕事をしそう。
    ペンギン


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