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1449 第二次大戦中の日本機の場合どの程度、木製部品への置き換えが進んでいたのでしょうか。
計器版や増槽タンク、細かい部品は有名なところですが、機体に使われたある程度大きい
部品だと零式三座水偵の主翼端位しか例を知りません。
水平尾翼全部を木製などにした機体は、あるのでしょうか。
ぼるた

  1. 碇義朗氏の『航空テクノロジーの戦い』に、その辺りの経緯が紹介されています。はじめは尾翼など既存機の機体の一部だけを木製のものに置き換えるつもりだったのが、技術的困難から放棄され、全木製機の開発に切り替えられていったとのことです。


  2. 第一線機の場合、木製化よりも鋼製化を熱心に研究していた様子が覗えますね。
    BUN

  3. 戦闘機や急降下爆撃機では、機体構造の大きなパーツを木製化するには、強度的な自信がなかったのではじめから手をつけなかった、と書いてあるのです。では、何故「明星」を?


  4. (ごみレス)
    モスキートの活躍に刺激されたから・・・・では時期的に間に合わないか(^^;;

    SADA

  5.  広島のマルニ木工(現・マルニ)が疾風の水平尾翼の木製化に成功。強度は金属製の80%であったそうです。ただし試作段階で終戦だそうです。
    (社)農村漁村文化協会編「ふるさとの戦争 〜徴用は山河に及び〜」
                中国新聞社 青木・畑矢両記者取材    
    にありました。


     ↑ ちなみに、広島の”国安(可部)牧場”もしっかり載ってます
    ペンギン


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