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1480 零戦の各型が装備した無線装置は、はじめが96式空1号無線電話器、次ぎ(52型から?)が3式空1号無線電話器でよいのでしょうか?これらの装置の正式な呼称と、諸性能(カタログスペックでも何でもOKです)を御存じの方いらっしゃいましたら御教示下さい。
一応過去ログより収集したところ・・
96式空1号が電信で50浬(15キロワット出力時)
3式空1号が電話で20〜30浬、電信で300浬(100キロワット出力時)
のようでしたが・・
チャッピー

  1. なぜか誰も書いてないので、自分の書ける範囲内で書くだす。ちなみに資料の多くは処分して残りもダンボールの中に眠ってるので資料は手元の「航空技術の全貌」だけだす。
    空1号は単座機用の無線機を意味するだす。最初は96式、途中(昭和18年)から3式という事で間違いはないだす。
    3式空1号無線電話機のスペックを書くだす。
    「出力15Wサプレッサー変調、送信機は水晶制御倍周波増幅で、送信真空管はFB325Ax1、FZ064Ax1。受信機は高周波一段付水晶制御七球式スーパーヘテロダイン、真空管は全部FM2A05Aだったが改3からは全部「ソラ」になった遠隔管制式。周波数範囲5000KCから10000KC、50浬以内での連絡容易(と書いてある)、また電信も可能である。中間周波635KC、重量29.3kg、500V、200mA、及び250v、60mAの発電動機を使用する。」
    書いてて意味が全くわからないだす。詳しくは他の人がきっと書くだす。
    舞弥

  2.  とりあえず、スペックのみ。実際に搭載されたのは質問中にある通りだとお
    もいます。出典は写経です、元ネタ不明。

    96式空1号無線電話器:出力15w、対地50浬、重量18s
    三式1号無線電話機  :出力100w、重量30s、九六式の性能向上型
    18試空1号無線電話機:出力100w、対地500浬、重量30s
    三式1号無線電話機  :出力100w、対機100浬、18試空1号の量産型
    三式1号無線電話機改2:改良型、試作のみ
    19試空1号無線電話機:三式1号無線電話機の周波数などを変えたもの。もし
                かしてこれが「改3」かも・・
     
     空一号とは、昭和10年までは長波用の無線機を意味していましたが、昭和
    10年の変更で単座機用を意味するところとなりました。

     しかし、舞弥さんお久し振りです、、資料は「撃沈」ではなく「自沈」した
    んですよね、勿体ない。もし、今度そういうことがあったら一報くださいネ。
    tackow

  3. 舞弥さん、tackowさんどうもありがとうございました。資料引っ張り出させてしまってスイマセン!
    チャッピー

  4. いえいえもはや現役じゃないのであんまり役に立つ答えはでませんです。


    tackowさんお久しぶりです。ところで「改3」は3式の改3です。そこのところはっきり書かなくてすみませんでした。それから19試も一部で配備されていたようです。




    舞弥


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