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1513 海上自衛隊救難飛行艇「US−1A」は揚力を増すために、離着水(陸)の時に圧縮したエアーを下面に噴出すそうですが、
機体のどのあたりから出るのでしょうか。
イマジン

  1.  空気の噴出しは、フラップを下げたときにできる主翼本体とフラップの間の隙間から「上面に」行われます。
     こうすると普通なら低速・大迎角(特にフラップ部分)の状態で翼上面から剥がれてしまう気流を翼面に引き込み、フラップの効果を増して、より低速まで揚力を保つ(失速しない)ことができるわけです。
     同様の装置はF-104(初期)やF-4、MiG-21(途中から)等にも採用されています。
    Schump

  2. 待てよ不正確だ「上面に」でなく「フラップ上面に沿って」だな結果的に引き込まれた気流ともども斜め下に向かうのだが
    Schump

  3. 原理的には科学技術省のSTOL実験機「飛鳥」と同じなのですか?

    あれってどこいったんでしょうね?
    ガンヘッド

  4. >STOL実験機『飛鳥』
     岐阜県各務原市の『かがみはら航空宇宙博物館』(http://www.city.kakamigahara.gifu.jp/museum/)で展示機として余生を送っております。PS-1やUS-1の原型となった実験飛行艇UF-XSなんかもあります。
    ブラック・タロン

  5. >3
     えーと、空気流が近辺の物体に引き寄せられて曲がる「コアンダ効果」を利用しているという点では同じなのですが、YC-15、An-72系及び「飛鳥」のようなUSB(Upper Surface Blowing)方式では

    ・「エンジン排気そのものを下方に曲げて揚力を得る」一種の推力変向

    であるのに対して(ブレゲー941S等のプロペラ後流をフラップで曲げる方式もこれ?)、US-1A等の「噴出し制御フラップ」では、

    ・「斜め下方に「噴出」される主体は、「噴出しエアに引き込まれた翼上面の外気の流
     れ(コアンダ効果が一次的に効いているのは噴出しエアのみ)」

    である点が異なります。
    Schump


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