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1585 とても単純なんですが、飛行機プラモで国産キットのB29が発売されないのは国民的感情問題がどうとかとありますが、ではヨーロッパのほうでも、イギリスのメーカーではハインケルHe111が発売されなかったり、ドイツのメーカーからはB17、B24が発売されないとかあるんですか?
ぐう

  1. そういう事情は、あると言えば過去にありました。
    韓国で発売された九三中錬等には日の丸は省かれていたとか、英国のフロッグが解体した際に、それを引き継いだノボがソ連で独伊機を販売できず、レベルが引き継いだとか、一応あるにはあるのです。しかし、英国エアフィックスは独爆撃機群をそろえたほぼ唯一のメーカーであった時期も長くありましたし、日本製のB29キットは発売されていますし、韓国製の零戦もあれば、ドラゴンもまた日本兵のキットを出しています。
    また、ナチスのハーケンクロイツを箱絵に描く事が出来ない事情も一部の国ではありますし、70年代のモデラーには「ベトナム戦参加機は生々しくて作れない」という発言も多く見られました。また、遠い昔のタミヤニュース誌上では、日本戦車を発売すると「南京の逆賊を殲滅せよ」といったジオラマを作る馬鹿者が出てくるので反対だ、との意見が掲載され、それへの反論という形で論争もありました。
    そういった事情はあるものの、日本では特攻兵器のキット、特攻機のデカールは昔から遠慮なく発売されていましたし、件のB29もエアフィックスのライセンス品として国内ブランドで発売されていた時期があり、その辺への配慮はあまり無かったと言えるでしょう。個人的意見としては「模型とはそうしたもの」であり「何でも出るもの」と思っております。
    BUN

  2. ↑日本製B29ってあるんですか?!
    ぐう

  3. 144であれば複数存在します。72もアカデミーが各バリエーションを含めて発売しなければ長谷川がやっていたのではないでしょうか。
    BUN

  4. ハワイのパールハーバー記念館、5年前に行ったときは日本機のプラモが一切見つからず「まだ恨んでいるのかなぁ」と思っていましたが、昨年行ったときにはちゃんと零戦のプラモも並んでいました。
    ささき

  5. 「田宮模型の仕事」では、ドイツのトイフェアに戦車のジオラマを出展したら、ドイツ人がいやな顔をしたとか、同じく、ドイツでショーウィンドーに戦車模型を飾った店が投石でガラスを割られたというようなくだりがありました。私個人としては、この手のものに思想性を持たせすぎるのはいかがなものかと思いますが、歴史に根ざす感情があるならそれを踏みにじるのは避けるべきなのでしょう(かといって、投石というのも「平和」に根ざす行為ではないでしょう)。また、直接的な関係は無いですが、戦争中に発刊された航空関係の雑誌(題名は失念、スミマセン)を立ち読みしていたら、模型店の広告が結構出ており、アメリカ機やイギリス機の模型がかなり売られていました。戦時中に敵国機の模型を出すとは、当時の雰囲気を考えればなかなかいい度胸だと思います。一応広告には、「敵機の識別は模型から」のような文句が書かれていましたが、どこまで本気やら…。
    小石川

  6. これは「本気」なんですよ。当時の航空雑誌には外国機の情報は終戦まで豊富に掲載されています。勿論模型も盛んですね。そもそも日本の航空機スケールモデルはこうした戦中の「識別用」とされた飛ばない模型の需要から始まったんではないかと思える位です。MG131とブローニングM2の口径と初速、発射速度、弾丸重量位は当時の航空ファンのコアな層は知っていたのです。
    BUN

  7.  日本に輸入されてたモノグラムのB29、原子爆弾のパーツはわざわざ抜かれてたって聞いたことがあります。これは行き過ぎなのか、それとも妥当な判断なのかは難しいところでしょう。でも、歴史的な背景を考えると、仕方ないかもしれませんね。
    ツカドン

  8. ↑×2 「本気」だったのですか。そうすると、ドイツ機模型の広告が無かったことも納得がいきます。むしろ「国民感情」があったればこその商売だったんですね。最新情報といえば、その雑誌にはV-1の記事も写真入で出ていました。マニアの執念恐るべし。
    小石川


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