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1747 中間冷却器について
初めて質問させていただきます。昔、震電の図面で感じたのですが、中間冷却器、もしくはアフタークーラーがみあたらないのですが、やはりついていなかったのでしょうか、それとも水かなにかで冷やすのでしょうか。F6Fなどは、小さな冷蔵庫くらいありそうなものを付けてたと記憶します。また、1段3速つきのエンジンも過給
空気も冷却する必要はないのですか。以前に同じような質問があったら申し訳ございませんがよろしければお教え下さい。



へのだ

  1. 効果と代償、損得勘定の問題でしょう。
    インタークーラつける場所を新につくらないとならないし(飛行機の空気抵抗増)
    ダクトで引き回してさらにインタークーラを通して、と、エンジンも空気を
    吸い込みにくくなります。それでもインタークーラーで冷やした方が得、なのか
    インタークーラーは諦めた方が総合的に見て得、なのか、どっちが良いかの問題です。
    オイルクーラーすら大きく突出してしまう窮屈な日本機においては小さな冷蔵庫程の
    インタークーラーでもひどく贅沢品に思えます。
    あと、損得勘定はエンジンからどれくらいの出力を絞り出すかにもよります。
    例えば振電のエンジンは馬力こそ2200馬力ですが「絞り出す」迄には至っていません。
    米のパッカードマーリンは最終的に半分の排気量でほぼ同じ馬力に到達しました。
    こっちは水で冷やして、さらにインタークーラでも冷やしています。

    林檎


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