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1750 初カキコです。

「F−14は最近ボムキャットとして改修され、世界最高の迎撃能力と
レーザー誘導による精密射撃対地能力を持った機体として生まれ変わった。」
っと某航空雑誌に載ってるのに対し、
あるサイトでは
「どうせ限定的な対地能力しか持ってないし、可変翼で機動性を
向上させても重量が増えて、Mig29やSu27には勝てないから
2008年には退役するさ。」
といってたんですが、実際F−14はあと何年まで運用されるの
でしょうか?
Gen

  1. 最初はF−14Dという形で新規に生産される予定だったそうですが、冷戦の終結で予算が無く、F−14AをD規格に改修して(新規生産はボツ)運用しています。現在主力だとはいえ、コスト面での問題もありそうだし、F/A−18EやJSFが出現する事を考えると“2008年”というのもまんざらではないと思います。実際にはよくわかりませんが…(答えになってないか)
    YF−23A

  2. 米海軍の空母にどのような任務が与えられていて、どこの国のどんな敵機を何機くらい相手にする積りなのかによるでしょう。「Mig29 や Su27 には勝てない」と言っても、1対1の決闘能力が実際の戦闘能力とどう結びつくかどうか?また、そういった高性能機で米空母に強襲をかける能力のある仮想敵があるでしょうか。もしそういった脅威があるならば F-22 艦上型の開発が促進され F-14 は早期に退役するでしょうが、そうでない場合に恐ろしく高価な F-22 を配備するのは税金の無駄遣いでしょう。
    ささき

  3.  F-14を最後まで運用する部隊はVF-154(A型、厚木)で、2007年にはF/A-18E/Fへと転換するとのこと。
     また、F-14のマルチロール化ですが、LANTIRNポッドによるレーザー誘導兵器運用能力の付与やTARPS/SARポッドによる偵察能力の付与が行われた程度で、本体のレーダーFCSには対地モードはありません(D型のAPG-71でも爆撃照準モードはあってもマッピング・モードはない)。しかも最新のGPS誘導兵器が運用できないとあっては、対地攻撃機としての能力はF-16やC型までのF/A-18にも劣ります。つまるところ退役したRA-5やらA-6やらの穴埋めをやらされているだけで、JSFやF/A-18E/Fが充足すれば「ただの古くて重くて故障しやすいヒコーキ」になってしまうのです。
    Schump

  4. 便乗で申し訳ないのですが、厚木のVF-154というのは地上の部隊なのですか?米軍がF-14を空母以外で使用するのか疑問でしたので。
    kabukou

  5.  いいや、CVW5に属する母艦航空隊ですよ。普段は陸上にいることが多いですが。
    tackow

  6. あ、そうなんですか。艦載機というといつも船の上に居ると思い込んでおりました。どうも有難うございます。
    kabukou

  7. そうなんですか。
    やはりそのうちに退役するもんなんですね。
    F−14は個人的に好きなんでとても残念です。
    みなさんていねいな回答をありがとうございます。
    Gen


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