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1770 日米共同開発の自衛隊の新型戦闘機F−2は海外(特に日本の周辺国)ではどのように評価されているのでしょうか?
やはり「日本はF−16をライセンス生産するんだ〜」程度なのでしょうか?
ken

  1. 評価と言うより認識と言ったほうがいいかもしれません
    質問者

  2. 「F16をライセンス生産するんだ」と言うのなら、中国のF8やらも旧ソ連製のミグ21双発改良型を量産するんだ、というのと似たような言い方ではないでしょうか?ま、原型が古くてもその改良型が相当性能が改善されている、あるいはそのようにみなされているケース、様々だけどね。原型機の延長という程度では捉えきれないものも多いと思うんだけど。
    アリエフ

  3. でも何だか、内容はすごそうです。
    某オフ会で某氏にビデオで見せていただいた、自衛隊の公開日(?)に観客の前で
    T3(初等練習機、ほとんど軽飛行機)とともに、時速150ノットという着陸の
    アプローチみたいな速度で、F2が並んでほとんど同じ旋回半径でターンしてました。あまり航空力学に詳しくないんですが、なんかすごいと思いました。
    一緒に見ていた、友人とともに、「うわ」と驚きの声を上げてしまいました。
    F16ってこんなことできるのかな?下手すると零戦や紫電改なんかのバック
    とれそうです。
    某氏

  4. F-2量産初号機引渡し式の記者会見での外国人記者による質問、
    「FS-Xの日米共同開発を通じて、日本が得た物はあるのか?」
    というのがあったのだそうです。
    自国の努力で得た物は大いにあったと思うけど、はたして米国から得た物はなにかあったのかな?

    まあ、少なくとも純国産で世界トップクラスの戦闘機を造る自信はついたのでは・・・(造る造らないは別として)
    ↓ご参考までに。(英語)
    >http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/row/f-2.htm
    ガンヘッド

  5. >純国産で世界トップクラス
    ひとりツッコミ。「エンジン以外で」。
    現在開発してる「アフターバーナー付きターボファンエンジン」の素性はどうなんでしょうね?
    ガンヘッド

  6. 日本の技術だけでは高性能の戦闘機は作れないが、米国との共同開発およびF16ベースだから、充分トップクラスになるだろう、と、これは周辺国の評価でなく私個人の評価ですけどね。
    日本製のF1戦闘機は、F4ファントムよりも時期が新しいのに、F4よりも早く退役というか、F4の方を長く使うことになるという差が、日本の戦闘機技術だけでは不十分なことを物語っているように思えます。
    たいち

  7. 翼の構造(複合部材)が弱くて対艦ミサイルを4発積むと250ktしか
    出せないという話を聞いた事がありますが、その問題は解決している
    のでしょうか?
    jas1

  8. そりは試作機だけの話。と、いいたいけど。少なくとも量産機は対応済のはず。
    確かASMの後端にキャップつけることで解決予定だっけか。
    でも、こんどは振動問題で悩まされそうだなあ。巻で結構特性変わるし。
    sorya

  9. >F16ベースだから、充分トップクラスになるだろう

    エンジンを除いて、F-16そのままの所は垂直尾翼だけ・・・。そういえば垂直尾翼も、一連の不具合対策で構造強化されたとか。
    主翼も水平尾翼も新造。胴体も延長、空気取入口もナセル、ダクトは新造、コクピット周りも独自の物だし、要のフライトコンピュータまで邦製。ここまで違ってくるとなんだかねえ、執念を感じます(笑)。
    あ、主翼も構造の強化、複合材の織り方の改良とかで対策済みらしいです。

    >日本製のF1戦闘機は、
    昔と違って今では技術的にもいい線いっていると思うのですが、実際はどうなんでしょうね?
    ガンヘッド

  10. >日本製のF1戦闘機は、F4ファントムよりも時期が新しいのに、F4よりも早く退役

    これは日本の戦闘機技術と言う問題より、F1が支援戦闘機(対艦、対地攻撃機)として特化した戦闘機として作られたために、
    後継機が出来た時点で他の用途に転用しようとしてもつぶしが利かないために
    引退となるわけであって(余剰パワーの問題もあるが)、一概に技術レベルを云々出来るものではありません。
    確かに同時期の機体と比べて超A級ではありませんでしたが、
    退役までF1は機体のトラブルで事故を起こしたことは一度もなかったことが、
    ある意味で技術レベルの高さを表しているのではないでしょうか。
    (本題から脱線失礼)
    3号電探

  11. 新型の国産戦闘機を配備するためですよ >F-1の退役
    (N)

  12. >6 ゴミですが、F-4やA-4など、あの頃の米海軍艦載機って、空母からの発着艦に耐える必要をありますが、頑丈ですね。シンガポールとかのA-4なんか、いつ引退するんでしょう。F-1は設計にそこまでのムダというか余裕が無いんでしょう。基本は武装した練習機ですから。
    anhbeo

  13. >12 F1と同じアド−アエンジン双発のジャギュアにしても、その改良型、発展型の構想はどうなってしまたんだろうか。フランス海軍の艦上機型は中止されたし。F1とジャギュア共に、「万能機」F4に比べ比較的軽量小型の超音速支援攻撃機ではあるが、よりパワーが大きく航続距離が長い多目的戦闘爆撃機(フランスのラファール、イギリスのトーネードなど)に比べいささか中途半端で、軽量小型なことがかえって発展の制約になっているのではないでしょうか。
    冷戦期のヨーロッパのように、とにかく多くの対地支援攻撃機がほしい、かと言って、ホークやアルファジェットクラスの亜音速軽攻撃機だけでは不十分だ。トーネード等の主力戦闘爆撃機と亜音速軽攻撃機との中間をジャギュアが担ってきたわけだが、今や状況が変わり、西ドイツの飛行場が空爆されるような事態はほとんど無くなり、むしろユーゴ空爆のような長距離侵攻攻撃能力がますます重要な意味を持つようになってきたが、ジャギュアでは役不足ということでは。
    F5Eにしても、その発展型であるF20はどこからも見向きもされなかった。要するに、支援攻撃機としてF16クラスの大きさ、性能を持ち多目的に使える機体があれば、F1やジャギュアのような機体は必要性が薄くなってきているということではないかと思いますが。
    アリエフ

  14. それからA4は、今日のホーク、アルファジェット等の軽攻撃機兼高等練習機の元祖と考えるべきでしょう。超音速性能を求めず軽量小型化を図り機動性も高いことから、高等練習機の派生型(TA4)が生じた。むしろ、対地支援等の攻撃を主任務とするのに、米海軍の攻撃機と異なり、なぜ超音速ダッシュ性能を求めたのか、それがジャギュアやF1の開発意図・存在理由だと思います。
    アリエフ

  15. >13 先進国においては、このクラスの機体は役割を終えたということでしょうね。
     
     ジャギュアですが、イギリスは地道にエンジン換装や機材のアップデートしてますから、現有機はまだしばらく使うみたいですよ。ただ、70年代に就役した機体なのでF-1同様にそろそろ構造寿命の方が心配です。後継機は多分JSFを待つんでしょう。
     推力6-8tクラスの機体は、グリペン、経国、AMXなど実現したもののほかにも、韓国のA-50やドイツのマコ、インドのLCA、中国のF-7MF、FC-1など計画はいっぱいありますね。やや中途半端な規模ながら使いやすいんでしょう。ざっと見渡してメジャーになる機体は無いでしょうが。このクラスの機体に愛を感じる私としては、頑張って欲しいものです。
    anhbeo


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