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1778 烈風のことを勉強したいのですが、昔の丸メカニック以上に詳しい本ってあるのでしょうか?
もちろん学研の陸海軍試作戦闘機は買いました。
飛行機狂

  1. もしかして、軍用メカ・シリーズの事ですか?
    田舎っぺ

  2. 堀越二郎・奥宮正武「零戦」は必携と思います。


  3. 機体そのものならば丸メカで十分ではないでしょうか。あとは取扱説明書が雑誌連載されたことがありますが、もはや入手不能です。開発史について読むならば小福田 晧文「零戦開発物語」光人社も読むべきでしょう。小福田中佐は「誉の選択は海軍としては間違った選択とはいえない」と語っています。
    また、堀越奥宮共著の「零戦」も読んでみるべき本です。堀越氏が殆ど書いていないので信用できないとの風説がありますがそんなことはありません。堀越氏は別のタイトルの雑誌連載でほぼ同様の内容をもう少し詳しく書き残していますので、堀越氏の文章でないから堀越氏の回想とは言えないというのは実体の無い批評です。書かれている限りの事はたとえ堀越氏の筆でも内容が変わる事は無かったと思われます。
    丸メカでない方の本の記事についての御質問はここででもメールでも承ります。

    BUN

  4. 比較的バックナンバーが手に入りやすいと思いますが、昭和42年の10月号(だったかな?)から『航空ファン』で約3年、「ゼロ戦とその設計者」(碇 義郎氏)という連載があります。これも面白いですよ。

    BUNさん、
    某所の書きこみだけで「堀越氏の文章でないから堀越氏の回想とは言えないというのは実体の無い批評です。」というところまで書かないほうがいいですよ。
    woodstock

  5. 堀越、奥宮共著「零戦」について堀越氏の手になる部分が少なく注意が必要という言説は既にはるか以前からしばしば言われている事です。内容の真偽を問わない愚論だと以前より思っております。
    BUN

  6. 「零戦」の本文は現在手に入る版では初版と比較すると少々手が入ってはいるものの、多少の常識と経験があれば奥宮氏が独自の経験と判断で書かれた部分と堀越氏の回想あるいは元となる文章を編集したと思われる部分との大まかな判別は容易です。要は熟読すればどのような経緯で成り立っている本なのかが誰にでも理解できるように書かれており、この本自体それを隠していません。また、以前から申上げている通りこうした回想は何かに宣誓して発言する訳でもありませんので、自分の解釈で語る自由もあれば、何事かを語らずに済ます自由もあるのですが、この本の内容について堀越氏の筆であるかどうかという視点だけからその価値を云々することは適当ではありません。何年も前から「堀越自筆ではない」と批判を受けてはいるものの、内容的には実に貴重な著作だと思っております。昨日今日、誰が何処で何を発言していようと本の価値は変わりませんし、私もそうした意味で発言した訳ではありませんので誤解の無いように願います。
    BUN

  7. 有り難う御座います。
    大変参考になりました。

    堀越氏云々につきましても、皆さんの思い入れが深いことが良く判りました。
    たしなめられるとと反発もありますよね、
    たしなめてはいけないと言うことが良くわかりました。
    人生勉強です。

    飛行機狂

  8. 国本さんの変名癖にも困ったもんだと思います。
    BUN

  9. ところで閃電ではない「三菱十七試陸戦」、しかも発動機はNK9B搭載って何なのでしょう? 烈風改の原案なのでしょうか? 



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