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1820 アメリカの退役軍人から、彗星の外板16x6センチほどを入手しましたが、塗色がどう見ても黒で、白字で「彗星一一型、愛知3577号」のステンシルがあります。夜戦機でしょうか? また、この機体番号に心当たりのある方からも、お待ちしてます。飛行機素人にお知恵をお貸しください。 
PK

  1. 彗星の製造番号は胴体後部の水平安定板の前下方に黒で記入されています。白のステンシルでの記入があるとすればそれは機体内部の何処かの部分ではないかと思います。
    BUN

  2. BUNさん、回答ありがとうございました。 書きわすれましたが、裏面の塗色が緑の入ったグレー系の色(模型用ので何が近いか調べておきます)で、3577の下には規定のネームプレート通りの線があり、3577の下には2桁の番号があったと思われます。また、同じく二式艦偵のものも入手しており、こちらは裏が青竹色です。二点とも同じ様式で切られており、様子から彗星のものも外側の塗色が黒と思われます。 黒い彗星はなかったのでしょうか? 

    PK

  3. 実機の外板をお持ちとはすごいですね!彗星夜戦ファンとしてはうらやましい限りです。
    彗星夜戦用のデカールを作るときに手持ちの写真資料に目を通しましたが、機体上面は濃緑色が多かったです。
    ただ、横須賀空所属の彗星夜戦の第1号機と呼ばれている「ヨ-154」号は、かなり暗い色で塗られています。黒かどうかは分かりませんが・・・。
    太陽光の下でご覧になられましたか?蛍光灯の下で見るのとはまた色調がことなりますので、真っ黒の色見本(黒く塗ったプラ板や黒いカーボン紙など)を並べて見れば微妙な違いが分かるかもしれません。
    それでも真っ黒なら、新たな考証が必要になりますね。
    ちなみに、独・米・英の夜戦には真っ黒の機体が存在します。
    米軍が捕獲して輸送する際の保護塗料も考えたのですが、白地でステンシルがあることから可能性は低いと思われます。
    実物を拝見したいものです。
    OCTPAQ

  4. 製造番号から見て19年二月前後に生産されたと思われる一一型が夜戦に転用されたとはちょっと考え難いものがあります。また機体外部の製造番号表示位置は原則的には迷彩が施される場所ではありません。そして16センチ×6センチのサイズも小さすぎるのではないでしょうか。どこか機体の他の「黒い」部分に書かれたものであるか、戦後作られたフェイクかのどちらかであろうということなのだと思いますが、現物を目にせずにこれ以上のことは私には推測できません。
    もしよろしければ、画像掲示板のコーナーにUPして頂ければ何かわかるかもしれません。
    BUN

  5. 私も写真を見たいです。20ミリ銃搭載機ははじめから12型の機体を使っていますので、フェイクでないとしたら19年春に30ミリを載せて作られた試作機という可能性もあるのですが、だとしたら、愛知3577号機は推定3月製ですので、もう少しだけ前の生産機を使っていそうな気がします。


  6. 画像掲示板、わすれてました。
    早速アップしましたので、よろしくお願いします。
    それにしても、皆さんの知識には感動させられます。
    軍装品がメインの私には、本当にありがたい。
    PK

  7. 画像拝見しました。行間の仕切り線が無いなとは思いましたが、二式艦偵一一型の場合、外枠だけで間の仕切り線が無いことがあるんですね。実機写真でも確認しました。


  8. さらに言うと『コ-DY-42』のように、この欄が白で記入されている例もありました。ただ、胴体左側後部の記入欄にしては、行間が接近し過ぎているようなのが気になります。う〜〜ん・・・


  9. やはり、「愛知」の次に「第」の文字が無いなど、書式から見ても胴体左後部外鈑へのステンシル記入ではないようです。




  10. 画像拝見しました。きれいにステンシルしてありますね。
    光人社刊の彗星/九九艦爆(丸メカ復刻板)の32ページに二式艦偵の胴体側につく主脚カバーの内側にステンシルが確認できます。
    書体も似ていますので実機にも各部に同様の製造番号が入っていると思われますが、具体的にどこに記入したかは分かりません。
    画像を見ておりますと、何も書かれていない方が機体表面だと思います。
    二式艦偵のステンシルのない面はよく見ると濃緑色ですね。
    彗星一一型のステンシルのある面は黒にしか見えませんね。
    これは推定ですが、黒く見える部分は耐熱エナメルではないでしょうか?

    OCTPAQ

  11. OCTPAQさん、ありがとうございました。丸メカは義弟より借りて確認しました。こんなとこに入ってたんですね。この品が尾翼前のステンシルでない可能性を認識しましたが、私の写真の二式艦偵の裏は、わかり難いですが私も知ってる青竹色(メタリック様)と確信します。また、色々とお聞かせください。
    PK

  12. 二式艦偵の方は青竹色でしたか。改めて見ますと、下の方のエッジの部分がそのように見えますね。青竹色は見る角度によって色調が変わるので写真からでは判断が難しく、模型を作るときに悩む部分ではあります。
    彗星一一型の外板に塗ってあるグレイはおおむねイメージどおりだったのですが、二式艦偵の外板に塗ってあるグレイは今までの彗星系列の下面色とはちょっと違う感じで意外でした。ニュージーランドで最近復元された零戦二二型の下面色に似ていると思いました。経年変化等もあるとは思いますが・・・。
    外板の状態はかなりよさそうですね。ステンシルの書体もこれほどはっきり分かるものは初めてです。
    大変貴重な資料をお見せいただきありがとうございました。
    デカールにしてみたいですね。(字がつぶれてしまうかもしれませんが。)
    OCTPAQ

  13. もし、よろしければ入手された経緯などを教えていただきたいのですが。
    OCTPAQ

  14. これらは、いずれもアメリカの軍装品のオークションで入手したものです。間に専門店が介入していて、詳しい来歴は残念ながら入手できませんでした。 ちなみにこの2点共、国内のネットオークションに出品しますのでご期待ください。
    PK

  15. お返事ありがとうございます。出所が不明なのは残念ですが、50年以上前のものですから仕方ありませんね。

    OCTPAQ

  16. お蔭様で、それまであまり考慮の対象としていなかった、愛知生産機の製造番号隠し文字について考えるよすがが出来ました。どうもありがとうございます。



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