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1821 A−7コルセアIIの超音速ストライクファイター計画があったと聞きました。たぶんF/A−18ホーネットが登場したあたりだと思うのですが。どなたかご存知ありませんか?

ゆゆゆ

  1. 70年代末頃、F/A18ホーネットへの対抗馬として、LTV社からA7双発型の計画が提案されていたことがあります。価格が安く既存のA7の整備用機材が使えるし爆弾搭載量も多いというのがセールスポイントだったが、机上案だけに終わりました。超音速性能は無かったような・・。ホーネットにしても、最初は戦闘機型と攻撃機型に分ける構想だったから、この攻撃機型に対する対抗馬だったのではないかと思いますが。
    アリエフ

  2. 78〜80年頃の航空雑誌(エアワールドか航空ジャーナルのどちらか)で、1ページを割いてこのA7双発型を取り上げていました。この本捨てるんじゃなかった・・。当時、他にも戦略爆撃機B1に対抗したFB111H構想(こちらも机上案に終わった)があったのを思い出します。
    アリエフ

  3.  1985年に米空軍が要求した「近接支援用新攻撃機の原型となるべき現用機の改造計画案」に対して、LТV社が出したものがA-7ストライクファイター計画です。後にA-7プラス、さらにYA-7Fと改称されました。
     YA-7Fは、A-7Dの胴体を延長、主翼改造、エンジンをF110またはF100に換装、燃料タンク増積、電子装備を充実して夜間低高度攻撃能力を確保、武装搭載力20%アップ、最大速度マッハ1.4、というものでした。
     採用されればA-7Dを改造して336機作られる計画でしたが、試作2機のみに終わりました。
    ノースバーグ

  4.  第一線の役割を1980年代末に終わると考えられたA-10の後継として、新近接支援攻撃機(CAS-X)が計画され、それに対応したものがYA-7Fだったということですね。他には、GD社がF-16CASという案を出してたりします。
    ノースバーグ

  5. 本家海軍はともかく空軍も計画してたとは、しかも別々に。
    計画内容からすると実際は、海軍F/A―18、
    空軍F―16(ブロック40)が採用されたんですね。
    大変参考になりました。ありがとうございました。

    ゆゆゆ


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