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見越し角(リード角)を自動的に計算、照準するGGS(ジャイロ式照準器)又は、レーダーとリンクした照準器の仕組みを教えてください。 YF-23A |
- リード角算定のパラメータになるのは、
・目標を追って自機が方向を変えていく角速度
・目標までの距離
です。
ジャイロ式照準器ではレティクルをジャイロに取り付けた反射鏡を介して投影するようになっています。ジャイロはコマの軸が方向を維持しようとする作用のために機体本体の方向転換についていくのが遅れてしまうので、機動中は方向転換と逆方向にレティクルがずれて表示されます。
ただし、ずらすべき量は目標までの距離によって変わるので、手動で距離をセットしたり、測距レーダーによって距離を測定したりして補正するようになっています。
Schump
- ああ、それでスロットルのグリップ部にハンドルがついているのか。て、ことは目標を視認したら、手動で距離を設定して照準するということですね。もう一つ質問ですが、F-4もたしかレーダー連携のGGSだったと思いますが(ベトナム時の)、F-4EJもまだGGSなんですか?
YF-23A
- F-4に限らず、どんな照準機も自機の方位変化はジャイロから得ているのではないでしょうか。そういう意味ではジャイロ式照準器でしょう。
(N)
- ちよっと、参考。
>1.P51ムスタングに搭載されていたK-14 Gunsight が有名ですね。こんなHP有りました。
http://paparomeo.freeyellow.com/sighttable.html
http://www.352ndfightergroup.com/assoc/reunion.html
F86セイバー搭載、 レーダー照準 A-4Gunsight ちょっと解説。
http://home.earthlink.net/~johnstarr1/FR_glossary.htm
軌跡の発動機?誉
- いやぁ、有難うございました。これで、気兼ねなく敵機を撃てます。
YF-23A