日の丸の規定は陸軍と海軍の中央協定で決められています。
基本的には、迷彩機は四角い白地に日の丸（彗星や一式陸攻の写真がありますよね）、非迷彩機は普通の日の丸なのですが、陸軍の場合、迷彩の有無にかかわらず防空戦隊には四角い白地または白帯に日の丸を記入しています。識別の為に行われたと思われますが、それを定めた規定はまだ読んだことがありません。
ＢＵＮ

参考までに原文を転記すると、こんな感じです。写真だけを見て悩むより、それを定めた法令の文言を発見すれば一発で謎が解ける見本のようなものでしょう。
昭和１７年８月２１日付「軍用機味方識別に関する陸海軍中央協定」
「迷彩セル飛行機ハ胴体両側ノ日ノ丸標識ヲ方形国旗標識（日ノ丸ニ外切スル白部ハ７５粍以上）若シクハ日ノ丸標識ノ周囲ニ幅７５粍ノ白輪ヲ描ク」
四角い日の丸がまず基本だった、ということが判ります。
ＢＵＮ

ありがとうございました。四角い日の丸が基準だったとは。。
いままで適当に描いていました。これで正確に描けます。

zero22

自分自身ではまだ「そんなことまで」調べていないのでなんとも言えないのですが、白い四角に日の丸を描いていたのは横鎮所管の航空隊ばかりである、とい説を読んだことがあります。本気で写真を調べたら面白いかも知れません。
片

　同じ零戦でも、三菱製は縁なし。中島製は縁有りでした。理由はわかりません。メーカーを区別するためでしょうか。
絵塗師

四角い日の丸の機体ではラバウルに補充された尾翼の部隊記号未記入の九七艦攻がありますから工場完成時に既に塗られていた機体が存在するのではないかと思います。また佐鎮所属の旧鹿屋空・七五一空の中攻にも例があります。
しかし、四角い日の丸機で異質なのは世傑で彗星一二型排気タービン装備機と紹介されている横空のヨー２５７号機ではないでしょうか。私が不勉強な為か、これのどこが「彗星一二型」なのかわかりません。
ＢＵＮ

↑×２　生産工場を識別する為に細部の塗装が変えられる例は多くあります。
零戦だけでなく、雷電、紫電改、流星なども塗装から生産工場を特定することができます。
ＢＵＮ

↑↑いい加減な説を垂れ流したおわびに。師匠、ヨ−２５７には機首上部の凸があるように見えます。一一型の機体ですが、発動機はＡＥ１Ｐに換装されているようなのです。
片