1909 |
AC-130スペクターは、初期の頃のバージョンではM-134ミニガン×2とM-61A1バルカン砲×2を装備していて、その凄まじい連射速度ゆえに「空薬莢をスコップで掻き出さなければならなかった」との記述がありました。そこで質問なんですが、各砲の装弾数はどのくらいだったのでしょうか? YF-23A |
- 時間ないので数字だけ。
AC-130H Spectre
two M61 20mm Vulcan cannons with 3,000 rounds
one L60 40mm Bofors cannon with 256 rounds
one M102 105mm howitzer with 100 rounds
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/ac-130.htmより。
epitaph
- って、質問には「初期の頃のバージョンでは」とありますね。すいません初期バージョンについてはよくわかりません。
epitaph
- 私の資料にはM61バルカンではなくGAU-12/U 25mm6砲身ガトリング砲を搭載しているとなっているのですが(弾薬搭載数は同じ)
ROCK
- >3.それはAC-130U Spookyですね。上記URLを参照して下さい。
epitaph
- そうでした、失礼しました。
ROCK
- 初期というとAC―130Aとかでしょうか?
AC―130AとAC―130Hに共通する前部搭載火器は2門のM-61A1バルカン機関砲。各砲の携行弾数は3000発で火器係はシャベルを使って殻薬夾を始末しなければならない・・・
とあります。AC―130Hの図が描いてあったのでこれがAとH両方を指す数字かどうかはわかりませんがたぶん同じ3000発なのではと思います。
ゆゆゆ
- 非公式サイト中の記述ですが、
(http://www.geocities.com/CapeCanaveral/8758/)
↑ここのFAQ。扉ページは音楽あり(汗)。
最初の8機のAC-130Aでは、
搭載武装は4門ずつの7.62mmミニガンと20mmガトリング砲のみで、
それらの機体のデータと思われる数字では、弾薬搭載量は
7.62mmが15,000発、20mmが8,000発とあるようです。
(40mm砲は、次の9機めから導入されたとか。)
MB
- 回答をどうもありがとうございます。ところで、AC-130Hとかになってくると、装備がバルカン砲などの連射系兵器から、ボフォース40mm機関砲や105mm曲射砲などの破壊力重視系兵器に重点が変わっていますが、これは何故なのですか?
YF-23A
- ↑あくまで想像になりますが,歩兵の携行しているような軽対空火器の
射程外から攻撃するためではないでしょうか?
図体のでかい機体ですから地上から射撃する場合いい的になると思うので。
”&”
- Henry Zeybel著「GUNSHIP:SPECTRE OF DEATH」
(1987。光文社から訳本あり、「ガンシップ」江畑謙介訳、1993)
によれば、
初期のガンシップが7.62ミリと20ミリのみで作戦したのが高度1500m。
ここへNVAが23ミリ機関砲を持ち込んだ、と。
それでその有効射程2000mに対し、安全圏まで上がると7.62ミリが
まず非有効に。(ここの記述では有効「射程」=高度らしいです)
次はNVAが有効射程2500mの37ミリを持ち込んで、これをかわすために
作戦高度2600mを可能にする40ミリを搭載。
(20ミリの有効高度が2300m)
が、今度は57ミリが登場して……とまあ、イタチごっこですか(笑)。
MB
- スタンドオフ距離と破壊力を大きくするための「ペイブ・イージス計画」なるものがあり武装が変更されたとあります。
ゆゆゆ
- 確かに…。ガンシップ自体火薬庫みたいなものですから、AAAかなんか食らったらそれこそ木っ端微塵ですね。たびたびすいませんが、AC-130自体の防弾や装甲についても教えてください。
YF-23A
- どのタイプか特定できませんが、少なくとも貨物室内には
弾片防御用のカーテン、そして武装のある側、
つまり地上の敵に向かう側である胴体左側には装甲板が
あったようです。
また、実際に57ミリや、或いはSA-7の直撃を受けても、
基地まで帰り着いた機体もあったとか。
MB
- みなさん回答をどうもありがとうございました。AC-130がなんだか好きになりました。
YF-23A