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1999 よく架空戦記で攻撃機が低空侵攻するシーンありますけど(巡航高度を飛ばないわけですから航続距離落ちると思うのですが)だいたい巡航高度を飛行するに比べて低空を飛行する場合何割ぐらい航続距離は落ちるのでしょうか?
alphabetta

  1. 架空戦記ってWWII世界ですか。零戦だったら事実上一割も差が無いです。
    BUN

  2. 四式戦疾風の航続性能調査結果が米軍レポートにあります。
    http://www.warbirds.nu/siryo/frank.htm

    一般に低空の長距離飛行は困難なうえ危険です。自分の周囲数キロしか見えないので航法や索敵が難しく、レーダーや電波方位測定器も効きにくくなり、燃料コック切り替えミスなどで飛行中にエンジン停止させた場合などに再始動の余裕が少なく、山などの障害物に衝突する危険が高く、機体は上昇下降気流に「ガブられて」揺れ続けます。
    ささき

  3. WWIIのドイツ機の場合ですと航続力は、Me109E-3ですと海面上で650km、高度6000mで635kmです。またFw190A-8では、クリーン状態で、高度300mで845km、高度7000mで885kmです。まあほとんど変わらないらしいです。これがターボジェットになるとさあ大変。Me262A-1aでは、海面上で360km、6000mで600km、9000mで710+kmとあります。もひとつおまけに、米軍がテストしたHe162の燃料消費のデータ見つけました。時速500kmでは、海面上で1400L/h、高度6000mで850L/h、11000mで420L/hで、時速800kmでは、海面上で1650L/h、高度6000mで1000L/h、高度11000mで540L/hとありました。
    バウアー中尉

  4. 戦後ジェット戦闘機でも低空では燃費がかなり落ちる傾向にありますね。Mig25なんて超低空では相当、燃費が悪いとか。ジェットエンジンの構造上、地上並みの大気圧の空気をエンジン内に高速で圧縮して送り込むと、燃焼室の気圧が高くなりすぎて燃焼効率が悪くなってしまうからなんでしょうか?
    アリエフ

  5. >↑
    というよりも、空気抵抗の問題ではないでしょうか?
    ジェットエンジンは低空でも高空でも燃費率、出力はあまり変化しないと聞いたことがあります。
    また、速度もレシプロ機に比べて向上しているので、空気抵抗も増大しているのでしょう。そのため、空気の薄い高空を飛んだほうが航続距離が伸びるのだと思いますが。
    Sparrow

  6. あと、大気の温度も関連しているのだと思います。ジェットエンジンの効率は、吸入する空気と燃焼ガスの温度差が大きいほど良くなります。
    ABCD

  7. ジェットエンジンの場合、
    大雑把には、巡航高度が5000m上がると、
     抵抗が半分
       ↓
     燃料消費率が半分
       ↓
     航続距離2倍
    と思えばいいです。
    まあ、あんまり高空になると飛行自体ができなくなりますが。
    くわしま

  8. ジェット機じゃなければほとんど落ちないんですか・・・ご回答下さいましてありがとうございました
    alphabetta


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