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2091 昔のジェットエンジンは離陸時にエンジン内に水を噴射して・・・、と言う事を聞きました。
@どんな目的で水を噴射するのでしょうか。
Aエンジン内のどこに噴射するのでしょうか。 燃焼室? コンプレッサー?
よろしくお願いします。
児島

  1. おそらくコンプレッサー(燃焼室の直前?)に噴射し、圧縮され高温になった空気を冷やすことで空気密度を上げ燃焼効率を上げるものだと思います。レシプロエンジンにおけるアフタークーラーと同じでは?
    ささき

  2. (補遺)
     高気温あるいは高標高の飛行場からの離陸時に使うことが多いようです。
     効果としては、
    ・潜熱により吸入空気冷却・圧縮
    ・同じく燃焼室・タービン温度を下げ、更なる燃料の投入が可能になる
    というものだそうです。
     噴射ノズルはコンプレッサー入口または燃焼室入口に設けられるとのこと。噴射する水は脱ミネラル水に凍結防止用のメタノールを添加します(No.2090参照)。
     ただし最近は燃焼室・タービン材料の改良で無理矢理な高圧縮比・高温燃焼ができるようになったり、高バイパスターボファン(低速時の推進効率が良い)であまり流行らなくなっています。
    Schump

  3. ありがとうございます。質問者
    児島


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