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2348 日本の第二次大戦中の戦闘機に金星をのせた戦闘機が五式戦以外はないようですが、1500馬力と使い勝手の良さそうなエンジンなのに使われていないのはなにか問題があったのでしょうか。戦闘機以外では結構使われている様ですが。
ビギナー

  1. 五式戦は陸軍機なので、ハ112ですよね!金星を積んだ戦闘機は零戦(54型でよかったかな?)があります。
    日本の戦闘機は、千馬力クラス(栄など)から一気に、二千(千八百)馬力クラス(誉)に移行したからではないでしょうか。あと金星が千五百馬力を発生したのは結構あとになってからなので、新戦闘機に金星というのは、考えられなかったのではと思います。

    痴呆公務員

  2. 次世代戦闘機を開発するにあたり「アメリカがプラット&ホィットニー R-2800 を実用化している」という情報と「中島の誉が完成間近」という情報を知っていて、わざわざ 1200 馬力(当時)の金星を採用する物好きはいないでしょう。米軍も同クラスのライト R-2600 を爆撃機用のエンジンと位置づけています。
    ささき

  3. 「戦闘機以外で結構使われている」から、戦闘機用に回らなかったんではないでしょうか? 五式戦に金星が搭載されたのは、他の機体が生産中止になってエンジン供給に余裕が生まれた為、という記述を見たことがあります。ただし、この理由はその本の記述以外では見たことがありません。
    烈風天駆

  4. 金星、火星、栄、誉は開発に空技廠が大きく関与した海軍系の発動機だからですね。誉装備機が陸軍に殆ど無いのはその為です。発動機には海軍系と陸軍系がかなりハッキリと別れる傾向にあります。海軍戦闘機では零戦が制式採用前から金星換装候補であり続けていますがその結果はご存知の通りです。
    BUN

  5. 御回答ありがとうございました。ところで零戦五四型は実戦参加出来たのでしょうか。川崎の土井技師が三菱の掘越技師にことあるごとに零戦に金星を搭載するように提案していたと聞きましたが、うまくいかなかったんですね。
    ビギナー

  6. 5>
    零戦五四型は試作のみで、量産の暁には六四型と呼ばれる予定でしたが実戦参加はできませんでした。詳しいことは「零式艦上戦闘機2」をどうぞ。
    T216

  7. 6> 日本語が変ですね。訂正します。
     零戦五四型は量産の暁には六四型と呼ばれる予定でしたが試作のみに終わり、実戦参加はできませんでした。
    T216

  8. 「開戦直後の17年4月に空技廠が掘越技師に提案したのを土井技師が聞いた」が正しいようで訂正いたします。
    ビギナー


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