第一次大戦のイタリア戦闘機（1917）です。要目は以下のとおり。

全幅9.18m、全長8.13m、自重665kg、総重量975〜980kg
エンジン　SPA.6(205〜220HP)、武装ヴィッカース機銃×２
最高速度230km/h、高度3000mまで８分６秒、最大航続時間７時間以上

生産機数は約2000、運動性がいまいちだったので対戦闘機戦闘よりは爆撃機の迎撃や武装偵察に使われたようです。1918年８月９日の対ウィーン降伏勧告ビラ投下作戦などの武勲もあります。
本機をベースにした複座偵察・練習機SVA.9は、1920年にイタリア空軍のフェラーリン・マジェロ両中尉の操縦で訪日親善飛行に成功しています。
Schump

SVA.9は航空自衛隊浜松広報館エアーパークにレプリカが展示されてます。SVA.5と同様の
特徴あるＷ型の翼支柱が見られます（ていうか、見た目はほとんど一緒）。
ちなみにアンサルド社は装甲艦春日、日進を製造した会社だそうです。
jas1

ありがとうございました。
でもプラモにはソ連国籍の赤い星が描かれていたのでソ連でも使われたのでしょうか?
ロックマン