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2386 こんばんわ。しょうもない質問なんですが戦闘機って時速1000キロを超えるんですよねマッハ2.5っとかって言うから。そんなら戦闘機を撃墜するスティンガーや戦闘機のミサイルはいったい何キロでてるんですか?誰か教えて下さい。よろしくお願いします。
AtomicBomb

  1. スティンガーの場合は知りませんが、AIM−54(フェニックス)とAIM−7(スパロー)はマッハ4とのことです。参考までに、いくら戦闘機の最高速度がマッハ2.5であるとしても、これは殆どの場合丸腰状態の機体で、最高の条件のもとで計測したものであるため、実際の戦闘でミサイルや爆弾等を搭載した機体ではカタログデータの最高速度は出すことはできません。
    YF−23A

  2. ミサイル・インデックスのサイトで検索すれば、ほとんどのミサイルの仕様が調べられます。http://www.index.ne.jp/missile/index.html
    ところで、ミサイルが戦闘機を後方から追うとは限らないんだけど。マッハ2.5でまっすぐ飛んできた戦闘機に前方からマッハ0.9の速度のミサイルが至近距離から狙いを定めて飛んできた場合、その戦闘機はどうすれば交わせるんだろうか?
    例えるならば、時速60キロで走る車の横から、せいぜい時速10キロ程度の自転車が突っ込んできた場合に似たケースもあるわけで。
    アリエフ

  3. 小型のミサイルとは異なりますが、北ベトナム軍が使用したSAMのかわしかたについて聞きました。ベトナム戦争時に対空ミサイルサイトの撃破を専門にしてた部隊(通称ワイルドウィ-ゼル)のパイロットによれば、ミサイルが前方から向かってくれば、ミサイルを10時か2時の方向において機首を上げ、ミサイルが上昇し始めた所で急降下に持ち込んでかわすのだそうです。
    Vinegar-Joe

  4. 質問者さんへ、さて、仮に3のレスにあるような要領でマッハ2.5で飛んできた戦闘機が、上昇からいきなり急降下するという激しい機動をマッハ2.5を維持したままでできるだろうか?機体は大丈夫かな?
    それでも逃げ足が速ければ撃墜されなくて済むわけだが、目標からずれてしまったりして肝心の作戦行動に支障が出る。そして、あちらこちらから同様な攻撃を受けたとしたら・・別に撃墜できずとも相手を追っ払えばいいんですよ。
    アリエフ

  5. その昔、高空を高速(たぶんマッハ2.5以上)で飛行するミグ25に対して、イスラエル軍のファントムがスパローを発射したが命中しなかったそうです。
    この時のファントムは飛行性能を上げるためにスパローを2発しか搭載せずに上昇しながら発射したそうです。
    現在は、ミサイルの性能も高上しているので攻撃側有利になっているかも知れませんが、高速だというだけでミサイル攻撃を回避できる可能性が高まるようです。
    ただ、そういう高速を維持できる機体というのは少ないですしコストもかかるようですね。
    SAW

  6. ↑単純な回避というよりは、対応時間の減少とか、攻撃可能位置への占位の困難さとか、有効射程外への逃走が容易とかの要素が総合しているとは思いますが。
    SAW

  7. あと高速を維持できる機体って結構高高度を飛行してませんけ。
    というか高高度でないと維持できないというほうがいいのかな。
    地上から射撃したり、迎撃機が上昇するときには攻撃側不利になる要素でしょうか。

    >マッハ2.5でまっすぐ飛んできた戦闘機に前方からマッハ0.9の速度のミサ>イルが至近距離から狙いを定めて飛んできた場合、その戦闘機はどうすれば交わ>せるんだろうか?

    ECMとかチャフ以外だったら、そんな高速では至近距離からそんな状態にはなりにくいというのもありでしょうか。
    なんだか禅問答みたいですが。
    でもSR−71も撃墜されたことはないみたいですしね。




    SAW

  8.  僭越ながら補足をば。
     超音速戦闘機でも巡航速度はマッハ0.8〜0.9くらいです。F4ファントム戦闘機の最高速度はマッハ2.4でしたが、ベトナム戦争中、実戦でだした最高はマッハ1.6、それも数分のことで、しかも遠くに発見したミグを4機編隊で追いかけた末、捕まえることができずに逆に全機燃料切れで落ちたという話があります。ジェットエンジンでマッハ2近くだすのは燃費が悪すぎるし時間がかかるのです。


     摂氏20度・1気圧での音速は毎秒340mだったと記憶いたしますので、海面上ないし低地近くの温帯の平温ではマッハ1は時速1224キロに相当すると思います。(マッハ数は、気温・気圧によって変動することはご存知ですね。)時速100キロは、この場合、マッハ0.8くらいにあたります。湾岸戦争あたりまで、対地攻撃は(戦略爆撃・阻止攻撃・近接航空支援のいずれも)敵のレーダーサイト・地対空ミサイル網を掻い潜る超低空侵入が主流でした。山や谷に沿って飛べば、敵に見つかりにくく、見つかっても対処のヒマを与えないからです。そこで敵地上軍に対し、長時間にわたって反復攻撃を加えることを主たる任務とするA10対地攻撃機などを例外として一昔前の攻撃機の多くは超低空(地上60〜100m)を地形に沿ってできりだけ速い速度で自動的に飛べる性能を有していました。その速度がだいたいこの時速1000キロくらいです。B1BやF111、トーネードなどですね。

     空対空ミサイルはよく速度マッハ2.5とか3とか書いてある本や雑誌もありますが、当然のことながら、空気抵抗の少ない高空であれば、より速い速度が発揮できますし、同じ速度でも高度が変わればマッハ数も変わります。また、発射母機の速度によっても左右されますので、この種の数値は条件が明示されていない限り、目安としてもあいまいです。このHPをご覧の方々ならご存知のカタログデータやスペックがほとんど意味を持たない、という典型事例ですね。

     空対空・地対空のミサイルのほとんどは、発射後できるだけ早く最高速度に達し、射程距離の多くは慣性によって飛ぶように設計されています。最短射程を短くして死角が生じることを防ぐ必要もあり、またロケット燃料は早く燃やしたほうが燃料効率がよいためです。そのため、最大射程距離のあたりでは、かなりスピードが落ちているミサイルもあると思います。

     スティンガーの速度はマッハ3という記事をみたことはありますが、どういう条件のもとでなのかは載っていませんでした。スティンガーの場合、発射母機の速度や高空での空気抵抗減少は考えなくてもいいでしょうが、超低空目標に水平に近い角度で撃つ場合と最大射高いっぱいの飛行機を狙う場合とでも飛行速度は違うと思うのですが・・・。

     ただ、情報公開の進む今日、精密なデータがどこかで入手可能になっている可能性は十分あります。(海外のサイトとか。)私も見つけましたらご報告いたします。

    りんちゅー

  9. なんか懐かしいですこの手の話題。
    戦闘機の実戦での速度ですが、ベトナム戦争の時
    マッハ1.8以上 無し!!!!
    マッハ1.6-1.8まで 総計で秒の単位
    マッハ1.4-1.6まで 総計で分の単位
    マッハ1.2-1.4まで 総計で数時間の程度
    だそうです。まあ一般の超音速戦闘機(というよりは
    アフターバーナーを使い超音速にも加速できる戦闘機
    とでもいうべきか)の戦闘行動の大半はマッハ1以下
    だそうです。

    >低空
    どんな戦闘機もマッハ1とちょとぐらいで実際には対地攻撃
    ミッションでは、時速1000km/hなんてほとんど出さないと
    思いますが・・・確か700-800km/hぐらいだったとおもいます。
    (記憶モード)

    >マッハ3
    このクラスの飛行機は大体高度20000m以上でのこと
    で高度10000mぐらいでは、MIG25もSR71もマッハ2
    ぐらいだったと思います。

    >高空を高速(たぶんマッハ2.5以上)で飛行するミグ25に対して、
    こののちF15でスパローを発射し撃墜してたとおもいます。
    このときのスピードもマッハ1ちょっとだったともいます。(記憶
    モード)期待の加速能力とFCSの性能だったのでしょうか?

    以上参考文献 軍用機航空機技術の将来 内藤一郎
    この本は、1991年の本ですが、原稿の元は1983年頃の
    航空情報の連載の原稿がベースなんで古すぎるかもしれません。
    すんません。(^^;;;;;;
    もっと新しい情報あったら教えてくださいまし。

    しかし戦闘機が超音速巡航するようになったらどうなるんだろう???
    バウアー中尉

  10. 米国のF-22は超音速巡行が出来る戦闘機だと聞きましたが超音速での
    燃費の悪さを考えると実用性は低いのでしょうかね。
    マッハ2.5オーバーの超音速の世界での戦いというのが将来登場するかは
    わかりませんがもしそうなったとするとその戦いは機械と人間との共同作業
    なんかではなくて「機械対機械」による自動制御の戦いとなるのでしょうか
    ・・・・。(戦闘妖精雪風みたいですが)
    うわばみ

  11.  2001年11月10日発行の「学研 最新陸上兵器図鑑」によると、マッハ2.2です。
    ザイドリッツ

  12.  11> スティンガーの最大速度ね。
     1> フェニックスの最大速度はマッハ5+だと思います。
    ザイドリッツ

  13. >10
    F-22は最大で、戦闘行動の約70%、標準でも50%以上は超音速で飛行することになるそうです(%は飛行距離)。
    最低の場合でも、敵地上空では全て超音速巡航をするとか。
    最大マッハ1.6で巡航できるF-22にとっては、マッハ1.2程度であればたいして燃料を食わないのでは?
    Sparrow

  14. >13
    F-22のAB時の最大速度が資料によって1.8〜2.5とまちまちなんですが、本当はどれくらいなんでしょうか?
    炭素系複合材は熱に弱く、マッハ1.8位になると摩擦熱によって影響を及ぼす恐れがある…とかいうのを目にしたので気になりまして。
    ガンヘッド507

  15. >14
    えー、F-22の最大速度は確かに資料によってまちまちですが、
    ATF計画当初の要求速度がマッハ2.5
    YF-22最大速度がマッハ2.3or2.2
    F-22初期設計型がマッハ2.0
    前書いたように、炭素繊維/エポキシ複合材料を炭素繊維/ビスマレイミド複合材料に変更した時点でマッハ1.8
    というのが正確なようです。
    でも、ボーイングのホームページでは「The F-22's speed class is Mach 2」って書いてあります。
    Sparrow

  16. >14
    おっと、書き忘れ。
    F-22はF-119のパワーをもってすれば、マッハ2.5ぐらい簡単に出るそうです。
    ソフトウェアでそれ以上の速度が出ないように制限してるんだそうで。
    制限といば、ロールもピッチも制限してるけど……。
    Sparrow

  17. >Sparrowさん
    早速ありがとうございます。
    AB無しで超音速巡航できるF-22にとってはマッハ2.5なんて過剰な燃料消費するスピードは必要無いのかも知れないですね。
    ガンヘッド507


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