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2513 日本海軍の搭乗員には 操縦員、 偵察員、 電信員、 搭乗整備員 といったものがありますが
大戦中 攻撃員 というものも見られるようなのですが これはどういったことをする搭乗員なのでしょう

セミララ

  1. 爆撃手(英語で言う Bombardier)のことではないかと推測しますが…。
    ささき

  2. お返事ありがとうございます
    日本海軍の水平爆撃の照準を行う人は普通 偵察員だと思うのですが
    セミララ

  3. 752空の戦闘詳報には、「偵察員(攻撃員)」として記入されてますね。


    源五郎

  4.  陸攻の場合、開戦時の配置は主操、副操、主偵、副偵、主電、副電、主整、副整(操、偵、電、搭整とも1〜3名で幅あり、但し、操は2名以上)が標準ですが、戦争中期から機銃座への配置、つまり機銃手を『攻撃員』と呼んだようです。ただ、銃座にへばりつかない時には副偵や副電の任務を行ったかどうかは知りません。
     また、いつから『攻撃員』という名称になったかも、編成表を見る限りでは、部隊によって表記が異なるようですので、どなたか詳しい方に解説をお願いします。
     大艇部隊も同様ではないでしょうか。


     
    土屋二飛曹

  5. >4
    >編成表を見る限りでは、部隊によって表記が異なる

    まったくの推論ですが、「攻撃員」の名称ができた頃には、まだ「攻撃員」と印刷された記入欄がない飛行機隊編成調書様式を使用していたために、やむを得ず「偵察員」、「電信員」の欄に攻撃員配置の搭乗員の氏名を記入したのではないでしょうか。

    ちなみに、一次資料に当たった訳ではありませんが、珊瑚海海戦時の元山空の編成表の「偵察員」、「電信員」欄の一飛(一等飛行兵)、二飛(二等飛行兵)クラスの搭乗員氏名の後に「(攻)」の付記がありますが、マレー沖海戦時の同隊の編成表にはありませんので、開戦後17年5月までには「攻撃員」配置が正式名称として使用され始めたと考えるのは誤りでしょうか。

    なお、井上昌巳さん(甲飛8期)の本によると、19年2月の761空の編成表には、はっきり「攻撃員」配置の欄が存在します。

    土屋二飛曹

  6. 土屋二飛曹さんの書かれたように、攻撃員→機銃担当と思っていいと思います。

    >4.
    同氏の書き込みを見て、改めてメモを見てみると偵察員(攻撃員)の解釈、間違ってました。
    752空の19年10月ころの戦闘詳報には偵察員、攻撃員と区別して人名を記載してありました。
    なお同時期の901空(大艇隊)の戦闘詳報には攻撃員の名称は使用してないようですね。
    源五郎

  7. 皆さん 回答ありがとうございます

    >なお、井上昌巳さん(甲飛8期)の本によると、19年2月の761空の編成表には、はっきり「攻撃員」配置の欄が存在します。

    この方の本を見て初めて攻撃員という存在を知ったのですが この本の搭乗割?を見ると1式陸攻が操縦 偵察 電信 搭整 攻撃の5人なんです
    1式陸攻は1人でも操縦できるのかなぁ それとも主操しか記入してないだけ〜?
    セミララ

  8. この時期、761空だけは”はじめから操縦と偵察が各1名の計5名が標準となっていた”と、朝日ソノラマ「陸攻と銀河」(伊澤保穂)に書いてます。
    他の部隊はそうではないようです。

    土屋二飛曹


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