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2534 日本の空から姿を消した飛行機(最近ではJTAのDHC6)達は、大体において、東南アジアあたりの開発途上国に売却されているようです。旧型機は、効率の悪さ、維持コスト、部品調達の困難等から手放されるようですが、それでは買い取った側はどうなんでしょう。途上国ですから、効率やコストはいいとして、部品調達はどうするのでしょうか。日本で入手困難な部品をどうやって手に入れるのでしょうか。それとも、多少安全性を犠牲にすれば、どうにかなるものなんでしょうか。
toku

  1. 輸入のときについてきたスペアが無くなったら、ということですよね?
    航空機を輸入するときには、まず一機だけってことは無いので、一番ポンコツの機体を犠牲にする、あるいはひとつぐらいなくなっても大丈夫なものであればほかの可動機から失敬することもあります。どっちかといえばこちらのほうが多いですね、共食い整備のほうが。
    富士

  2. YS−11」と言う本におもしろい話が載っていました

    フィリピンにYS-11を売ったときに、
    売ったのはいいが相手はほとんど素人同然で、飛んでいるのもかろうじて小型の単発機ぐらい
    その名ばかりの航空会社の親会社はバス会社。
    で、彼らが言うには
    「バスだって新品で買えば5年くらい燃料とオイルだけで動く、
    それより高価な飛行機は10年くらい燃料とオイルだけで動くはずだっ」

    日本の営業マンは補用機器の購入の必要を説明するのに数ヶ月かかったそうです・・
    3号電探

  3. 部品調達困難と書かれてますが、YS−11に関しては最終生産機から25年以上経過した現在でさえ川重や三重などがちゃんと部品を製造してますので入手困難って事はないですよ。DHC6みたいに各国で使われた機体も恐らく部品供給は保証されていると思います。生産数はさすがに少ないと思いますがハイテク機の部品より高価な値段って事はないでしょう。
    安全性についても耐空性改善通達(機体や部品に重大な欠陥が発見されたとき改善を命令する国の通達=世界中で通用される)が現在でも発行されているので安全性を犠牲って事は無いと思いますよ。途上国と言えど国際民間航空条約加盟国なら絶対厳守なので(条約が守られてない場合は想像したくないですね(^^;)。
    また、日本から売られる航空機は大体の場合、コンディションの良い部品に付け替えて売られる事がほとんどなので評判は上々らしいです(何故か日本に売られてくる中古機は逆の場合が多いが(笑))。
    jas1

  4. ちゃんと中古機用中古部品の販売ルートもあります。
    しばらく前にテレビで見たアメリカの中古マーケットは
    まるで普通のフリーマーケットのようでした(笑)
    gon


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