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2733 過去ログ検索したのですが解らなかったのと、今手許に本がないので教えていただきたく。月光21型の機首には風防(?)がついているのですが、
その内側には何が装備されていたのでしょうか。レーダー?サーチライト?
それともただの偵察用の名残なのでしょうか。どなたかお教えください。
よろしくお願いします。
zero22

  1. 世界の傑作機NO,57(文林堂)によると、機首にあるドーム状の窓はただの明り取り用の窓のようです。その下にある平面の窓は下方機銃用の照準窓です。けどタミヤのキットにはサーチライトのパーツがあったような・・・(記憶モード)。中は空洞なので酸素瓶が搭載されていました。またレーダー搭載機にはレーダーが搭載されていました。(殆ど降ろしたようですけど)      月光の前身、2式陸偵には機首に99式20mm2号固定機銃2型が装備されていたので窓はありませんでした。あとその上に99式7.7mm機銃x2装備。
     あと月光はすべて11型(甲)だったような・・・(またまた記憶モード)
    あべちゃん

  2. 月光には下方向け斜銃の装備も考慮されており、機首腹側の窓と合わせて、前下方視界の確保用です。合わせて前下方を見通すために、計器板の中央にかなり大きな窓が開いています。


  3. アレはズバリ着陸時に使う探照灯です。
    今のジャンボジェットのランディングギア付近に着いているライトと同じ用途で、
    夜間戦闘機として採用になったときに付けられたモノですから11型にも付いており、2式陸偵には付いてません。
    ところで月光のレーダーですが、FD−2と言うタイプが装着され
    レーダーが装着されたタイプには例のキャノピーは無くなっています。
    3号電探

  4. え゛明かり窓、そうだったのか(汗
    自分の資料には機体に余裕があったので夜間着陸時に着陸の一助に前方を照らすライトを入れた
    と言う説明があったような・・
    すいません今資料を特定することができませんので、上の自分の発言は忘れて下さい。
    3号電探

  5. 海軍機は一般に機体側の着陸灯を使いませんね。


  6. 皆様、情報ありがとうございました。
    実はふと手に入れたFUJIMIの月光21型(11型のタイプミスではなく)
    の箱絵には、反射鏡らしきものが描かれていて、しかし該当の部品はなく
    謎だったのです。ありがとうございました。
    zero22

  7. >1
    月光はすべて11型(甲)だったということを書きましたが、調べてみると同書(世界の傑作機 No.57「月光」)に詳しく書いてありました。やはり11型のみであったようです。その理由として、昭和20年7月4日付の『海軍現用機性能要目集』には、月光11型(J1N1−S)と11型甲しか記載されていない。11型→11型甲はエンジンは変更されていないのに、21型→23型と2段階進んでいる点(11型→21型の場合はこれと反対のことが言えます)等があります。詳しくは同書を呼んでみてください。
    あべちゃん

  8. 世傑No.57を読まれるならば、20mm動力銃座付の機体に注意してください。写真解説では「観測機」とされていますが、実はあれも戦闘機型なのです。二式陸偵改造の夜間戦闘機には斜め銃型と動力銃座型があるのです。
    BUN

  9. 皆様、ありがとうございました。近くの本屋にはさすがに売っていなかったので、発注しました。美しい機体、見とれています。
    zero22


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